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発症4ヶ月と8日 〜辛い事と嬉しい事〜

ブログ更新が久々になってしまった。(マッキーの更新の方が圧倒的に多いというね...)気にかけてくれる人から近況を聞かれる事が時々あるのだけど、その度に 「あぁ早くブログでお知らせしなくては...」と思いつつ、ブログに向き合えない日が続いてしまった。申し訳ない。。。

入院も長くなるといろいろな事が起こり、平たんとはいかないもんですね。
当事者の心も、家族の心も。

マッキーの近況

◉四点杖から一本杖に変わり、歩行練習はリハビリ室だけでなく病棟内でも歩く練習をしている(ただし一人でという訳ではなく看護師と一緒)時々映像を送ってきてくれるのを見ると、スピードはまだまだ遅いものの、少し余裕が出てきたかな?と感じる。でもマッキーは「まだ、おっかなびっくりだよ。。」だそうだ。
◉腕は肩の可動域が広がり一瞬だけど顔のあたりまで手が上がるようになったとの事。これは映像がないので実際私は見ていない。
◉舌の動きはまだまだなようで、食事中、口の中を(患側)度々噛んでしまい、食べる気力を失ってしまうようなので医師と解決方法を相談中。本人曰く食べる気力が失われる原因は口の中を噛んでしまうだけでなく、
「肉が硬いからなんだ!!」だそうな。柔らかい美味しい(要は高級!?)お肉が食べたいらしい。


まぁ、病院食だもの。しょうがないよねぇ。

◉失語に関してはFacebookの書き込みやメールが届いている人はわかると思うけど、ほぼ完治していると思う。構音障害(呂律)は少しずつ少しずつ良くなっている。これは時間がかかるのは覚悟の上なので、じっくり取り組んでいくしかない。私が聞く限り90%聞き取れるし声も太くなってきている。〝斧を振り下ろす〟頃の事を考えると夢のようでありがたい。


次から次へと出てくる症状

やはり発症3ヶ月を過ぎた頃から、回復曲線は穏やかになってきている。
そのストレスからか、ここにきて様々な症状が出てきた。

まずは食欲不振。上の写真の量でさえ完食できない日が続く事があるようで、体重もかなり減ってきている。脂肪や筋肉が落ちたせいもあるだろう、車椅子に長時間座っているとお尻と背中に痛みが出てしまう。これはジェルクッションなどで対応している。
次は酷い腰痛。身の回りのことは自分でするようになり、無理な体勢をする事も増え『健側に負担がかかったのでしょう』との判断で、痛み止めを処方してもらい飲んでいる。しかし痛みがなかなか取れないので、整形外科の診察を受け、結果待ち。脳出血の後遺症ではないらしいので、とりあえずは様子見といったところ。

腰痛と同時に、良性発作性頭位めまい症(BPPV)もおこす。

これも後遺症からではなく、そう珍しい症状でもないので、良くなるのを待つしかないらしい。。

回復が思った通りにいかないストレスに加え、MINIとの別れ、面会禁止、私との意見の食い違い、頻繁ではなくなったが時折襲ってくる感情失禁、etc.

弱った体と精神でギリギリ踏ん張っている!という現状。

入院直後から支えてくれた友人たちに感謝

マッキーの中学高校の同級生を中心とした友人たちが、入院直後からメッセンジャーグループを作ってくれ励ましてくれている。メールも打てず、平仮名が読めなかった時からマッキーにずっと語りかけてくれている。日々の写真や、たわいもない話の中で、マッキーが初めてメールを打てたのがこのグループだ。

^_^
最初はこの顔文字だけだった。

平仮名が読めないとわかると漢字多めで送ってくれ、外に出られないマッキーのために散歩やランニングや登山の時の写真を送ってくれる。
写真集の運搬を相談するとサッと集まってくれ、一人でいる私のために夕飯を届けてくれる。このブログの立ち上げの後押しをしてくれたのもこの中のメンバー。

「マッキーは大事な人だから」「これからも変わらないよ」と言ってくれたメンバーに改めてお礼を言いたい。ありがとう。

みんなだったから、マッキーは最初の一歩を踏み出せたんだと思う。

そしてなんと!!

マッキーが友達(メンバーの一人)に会えた!

念のため、、友人は面会に来たのではありません(病院は今面会禁止です)

実は高齢のお父様が倒れ、マッキーと同じ病院に救急搬送されて入院の手続きに来ていたところで、たまたま会えたということ。決して喜ばしいことではないですよね。。。申し訳ありません。喜んじゃって。お父様の早期回復を祈っています。

障害を負ってから“家族以外の人に会う”のは、ひとつのハードルであったと思う。それが古くからの友人である彼で乗り越えられた事に、運命というか縁を感じとても嬉しかった。

マッキー号泣。
友人も私も涙が出た。

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