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オンラインで半年ぶりの会話

【マッキーからのメッセージ -14-】

昼間、妻(ねえさん)からメッセージがきた。

「今夜20時からメッセンジャーオンライン飲みするの。にいさん顔出す? 今参加予定は○○○、○○○、○○○、遅れて○○○くらいかな?もう少し増えるかも、無理じゃなく気が乗れば」

「うん、気がのれば^ ^」
正直、あまり気が乗らない。話すのは半年ぶりだから不安。。

「病室では他の人がいるので話しが出来ない。ベッドでは難しいかもしれない」

「うん! いいんじゃない! 病室で。話さなくても聞いてるだけでいいよ」


約束の8時。

気が向かないはずなのに、なぜか急いで談話室に向かう。幸い、おじいさんが一人でテレビを見ているだけで、ほぼ貸し切りだ。

時間になった。

わあ!
懐かしいメンバーが揃っている!
それだけで感極まってしまった!!
僕はコロナ対策でマスクをつけているおかげで(病院の規則)、涙は悟られなかったと思う。たぶん。

みんなが挨拶をする中、僕が声を出す番がきた。一瞬躊躇した。
構音障害のことを「どう思われるかなぁ。。。」と。
思い切って挨拶をした!

みんな暖かく迎えてくれた。いつもと変わりなく。嬉しかったな。「気が乗らない」感情はどこかへ消え失せていた。


途中、感情失禁の症状が幾度も出てしまって、みんなを困らせてしまう場面があった。「笑いたくないのに、笑っちゃうんだよー。で、泣いちゃうんだよ」も、逆に場を盛り上げてくれる要素にもなったかな?(笑)

話すのは楽しい。こっちの発音が悪くても関係ないね。それに気づかせてくれた。


「じゃあ、俺は消灯時間だからお先に! また会おうね!」

ありがとう。とても嬉しかったです!


11月22日

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