西野と可愛い子たちのこと

初めて大学バスケを見たのは去年のスプリングトーナメントで、BEEFMANの颯と西野が出ると知って行ってみたのがきっかけだった。専修大の試合は3試合見たはずだけどあんまり覚えていない。ただ西野がフリースローを外しまくったことはよく覚えている。スタッツを確認するとその試合以外はちゃんと点を取っていたようだったけど。

その後いろいろあって私は西野曜が出場するオータムリーグを見に行くことにした。開幕した頃は3x3やビーコルの試合が被らない日はなるべく見に行こうかなと思っていたのだけど、だんだん被っても見に行くようになってしまい、気づいたら専修の試合を16試合も見ていた。

写真が撮れないリーグ戦だけど、iPhoneで動画を撮ってかっこいいところを編集してみんなに見てもらうのは楽しかった。一番気に入っているのは青学の体育館でやった東海戦かな。最後のスティールからのブザービーターは写真より動画で残しておけてよかったシーンだと思う。

続くインカレも、どうしても一試合も見逃したくなくて、仕事を休んだり中抜けしたりして全部見に行った。大会前に100点取ろうねと決めた目標を西野は見事に達成してくれたし、何より20点差を逆転した準々決勝は忘れらない。劇的な結果に声も出ず黙って突っ立っていた私達は、周りで見ていた保護者の皆さんに、ほら、もっと喜んで、と怒られた。

最初はただ西野を応援するだけのために会場に行っていたのだけど、さすがにそれだけ見ているとチームにも愛着が湧いてきて、専修の子はみんな可愛く見えるようになった。今年は西野だけじゃなくて最初からみんなを応援しようと決めていたので、オータムカップもインカレも無観客になったのは本当に残念だった。もちろん西野の最後の年も見届けたかった。去年一試合でも見逃していたら、今ものすごく後悔しただろうと思う。

ソアラーズの可愛い子たちのことはこれからも応援するので、来年はどうか会場に応援に行けますように。マネちゃんたちに差し入れを渡せますように。

（初出：2020年12月13日インスタ投稿）