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祇園祭 弓矢町武具飾り
7月15日~17日に弓矢町で開催された武具飾りに行ってきました。
弓矢町とは
江戸時代、弓矢町には八坂神社に奉仕する人々が住んでおり、祇園祭 神幸祭のとき6人の法師武者と約30人の甲胃姿の武者が神輿行列に供奉していた。
明治5年(1872)に清々講社が成立すると、清々講社第二号弓矢組として神幸祭·還幸祭に供奉するようになる。しかし行列への参加は財政的な負担や甲胃の損傷が大きく、還幸祭は昭和41年(1966)、神幸祭は昭和49年を最後に行われておらず、昭和50年からは祇園祭神幸祭の日に合わせて、弓矢町武具飾りとして町内の各家に甲胃が飾られている。
祇園祭のお神輿は三基あって、それぞれ異なる神輿会が担いでいます。
今は秩序よくお神輿が行列しますが、昔は血気盛んで我先にと行列することもあり、弓矢町の皆さんが秩序維持のために甲冑姿で行列に帯同されていたとのこと。
武具飾りのメイン会場となる弓箭閣は展示数が多く、解説してくださる町内の方もいらっしゃいました。弓箭閣以外にも周辺に7か所ほど展示がありました。全部をゆっくり見て周って1時間ほど。
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来年の行列に向けて、今年は法被(左奥)を新調されたそうです
武具飾りの展示が終わったら、来年の祇園祭に向けて鎧兜などの修復作業を始めるとお話しされていました。近くで見ると布部分が破れていたり、糸のほころびがあったりしたので、修復には時間もお金もかかりそうでした。
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中央は室町時代の兜
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長い歴史があることが分かります
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兜の腰にある大きな朱色のクッションのようなものは弓矢町独特の帯だそうです。
大きくて目立つので「弓矢町の人が来た!」と分かりやすかったのかもしれません。
来年2025年は実際に甲冑姿の弓矢町の方々が行列するそうで、今年2024年の祇園祭神幸祭には裃を着て中御座御神輿に帯同されていました。
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今年の祇園祭はまだまだ続いていますが、早くも来年の祇園祭が楽しみです。