11月18日(月)。朝顔が咲いて、雪が舞った。
2024年11月18日、我が家の花壇をのぞいたら、なんと朝顔が一輪、控えめに咲いていた。夏に植えた朝顔をそのまま放置しているのは、種を収穫したいから。でもまさか蕾がまだついていたとは、種に気を取られていて気付いていなかった。「11月も半ばを過ぎたと言うのに、朝顔かあー」と、なんとも複雑な気持ちになった。
クレマチスの花も5輪ほど咲いていた。四季咲きなので、年間を通じてポツポツ咲く。あの花が終わったら、一度剪定してあげようと思っているが、2輪花が落ちたら5輪咲く、みたいなペースが続いているので、なかなか整えてあげられずにいる。
いつもは9月頃に咲く秋明菊も、ようやく純白の花びらを広げるようになった。濃い緑色をした大きな葉は、夏の太陽光のせいなのか、カリカリに枯れていたが、花は瑞々しいばかりの真っ白な花びらを風に揺らして、ご機嫌そうだ。どうして私はこんなに秋明菊が好きなのだろう。目を細めて見てしまうのだ。咲いてくれてありがとう。待っていたよ。
夕方、仕事から帰宅するなり、子どもが「ママ、きょう、雪が降ったよ!」と教えてくれたので、とても驚いた。息子の話によると、雪の結晶を手のひらで確認できるくらい、立派な雪だったらしい。娘も「雪、降った、降った、めちゃくちゃ寒かった」と弟の後に続いた。
そして、「あとね、虹も見えたんだよ!」と言う。え?きょうって雨が降ったんだっけ?
「降ってないけど、虹が見えた。みんなでキャーキャー言いながら見たよ。本当にきれいだったよ!」
わあ、私も見たかったなあ。
それにしても、朝顔が咲いた日に、空から雪が舞い降りてきただなんて。
夏と冬が同時だ。
いずれ「四季」じゃなくて「二季」になるかもなんて言われているけど、妙にリアルに感じた一日だった。