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【やっぱり紙が好き】やっぱり年賀状を出すことに決めた
「年賀状じまい」という動きが広まって、だいぶ年月が経つ。
5年前くらいまでは、「年賀状は今年で終わりにします」とか「来年からはSNSで挨拶します」などの「宣言」を持って「年賀状じまい」する人が大半だったが、最近は何の音沙汰もなくひっそりとフェードアウトしていくことが増えた気がする。
「あ、あの人からも届かなくなっちゃってる」と気が付くと、やはり寂しい。「今の私、めちゃくちゃ寂しい背中をしているだろうな」と自分の背中に意識を向ける。
時代か。
時代だ。
時代だろう。
今年に至っては、郵便料金が跳ね上がり、年賀状を送るのに1枚85円がかかることになってしまった。
「年賀状じまい」に拍車がかかるのは容易に想像できる。
寂しいなあ。
我が家も年賀状を続けるかどうか迷ったけれど、けっきょく出すことにした。
楽しみにしてくれている親戚がいること、年賀状が家族の記録になっていること(ファイルしている)などが理由だ。
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今年の年末は予想外のトラブルが起きて、年末年始の準備が後手後手になってしまった。年賀状も同様で、取り掛かったのが27日。例年通り、Illustratorで作って、プリントパックにデータを送った。「当日コース」を選んだので、明日29日(日)に届く。
なんというスピーディーさ、ものすごくありがたい。
我が家の年末年始は、夫と私の実家を渡り歩く。30日から4日まで。
明日29日はお節(といっても、黒豆と栗きんとん)を作りながら掃除をして年賀状の宛先を書く。
2025年に年賀状を送ってくれる友達は、これからも年賀状を通じてつながっていけるだろうなという気がする。果たして何人から届くかしらん。
今年の年賀状は家族写真をドーンと。娘の十三詣りです。
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