〜感謝の気持ちでいっぱい〜卒業を寿ぐ花たち
2024年3月15日、娘が小学校を卒業しました。
卒業にあたり、たくさんのお花に触れる機会がありました。どれも誠意と美しさに満ちた素敵な花でした。
卒業の「花道」を彩る花たち
私は小学校の園芸ボランティアに参加しています。長年ボランティアを務めているベテランさん達が(60代〜80代)、季節の行事のたびに「子ども達のために」とお花を手配し、段取りを組み、作業が円滑に進むよう準備してくださるのを見てきました。
私たちママ友4人は、ベテランさん達から色々なことを教えてもらいながら、活動を続けています。
さて、ベテランさん達は、卒業式に向けてもたくさんのお花を用意してくださいました。
式典を終え、教室で最後のお別れをした卒業生たちは「花道」を通って正門へ向かいます。その花道を彩る、色とりどりの花です。
園芸ボランティアをしている仲間達は、みんな卒業生の親なので、感動もひとしお。もうお孫さんも成人しているおばあちゃん達が、「きれいやろー」と満面の笑みで得意げにお披露目している様子に、ほっこりしました。
親族でもない、家族でもない、いわば赤の他人なのに、卒業生の旅立ちを祝ってくださる。直接的ではないけれど、子どもたちがじんわりとした温かいものを受け取ることは確かだろうと思います。本当にありがたいことだなあと心から感激しました。
生花のコサージュを手作りしてみた
昔むかしの大昔、成人式を迎える際に生花のコサージュを作ったことがあります。母親と一緒に、その道の先生という方から教えてもらいました。
完成したものを見て、感激しました。言わば「小さな花束」なのに、存在感や美しさに惚れ惚れ。艶のある花びら、鮮やかな色合い、凛としたたたずまい。自然美を鷹揚にまとったコサージュは、生花ならではだと思いました。
昨年、子どもの卒園時にふと思い出し、ネットで購入。「ああ〜、お久しぶり、やっぱりきれい!」と感激し、式に臨んだのですが、友達からも大好評でした。
今年は自分で作ってみたいと思い、初挑戦。Youtubeの親切な動画を見ながら、見様見真似で作ってみました。
ころんとした丸みがかわいいラナンキュラスと純白のカーネーション、発色の良いピンクのスプレーバラを中心に据えました。
フローラルテープが見つからなかったのでマスキングテープを使い、番号指定の針金も自宅にあった謎の針金で代用。いただいたプレゼントを飾っていたリボンを巻いて、なんとか形になりました。
意外と簡単!
小1の息子が、何度も何度も「いいなー、これ。いいなー。僕にも作って」とせがんできました。
娘の中学の入学式で、家族の分をつくろうかしらん。
春風にのって、素敵な花籠が届きました
卒業式から帰宅したら、素敵なお花が届きました。
「卒業おめでとう!」というメッセージがついた、きれいな花籠。私の義姉、娘から見たら伯母にあたるお姉さんからのプレゼントでした。
ラナンキュラスにスカビオサにカーネーションにバラにスイートピーに…。ピンクと純白とやわらかいライムグリーンの組み合わせに、うっとり。
こんな風にして祝ってもらえるなんて、娘は幸せ者だなあとしみじみしました。
小1女子の手作り・紙細工の花束
最後に受け取ったのは、思いも寄らない人物からの卒業をお祝いするプレゼントでした。
この可愛らしい紙細工の花束、小1息子のお友達・Sちゃんが作ってくれた手作りです。中には娘に宛てたお手紙も入っていて、親の私が感激しました。
色の組み合わせも素敵だし、花の形もきれいに切り取られています。ハート型に折ったお手紙も素敵。工夫と愛がいっぱいの手作り花束でした。
娘の卒業に寄せられた、きれいな花たち。本当にありがたいなあと思い、noteにまとめました。