何かを諦めない=自分を諦めない
昨日は週一回通っているテニスの日でした。室内でスポンジボールを使ってプレーするため、ボールが生き続けるので、なかなかハードです。アウトになってしまうボールはいいとして、コート内に落ちたものを自分が拾わなければ、そこで一点失います。
私は他の人と比べて、まだボールのコントロールが上手くありません。だから自分の技で点を決めるのは、なかなか難しいです。でも、拾い続けて粘っていると、相手がどこかでミスしたりして、点が取れます。そのことに気付いてから、私の戦略はとにかく走って拾う。今40代ですので、このストラテジーがあと何年続くか分かりませんが、技が上達するまではとりあえず、諦めない精神でやろうと思っています。
そんな訳で、昨日も必死にコートを走り回っていました。最近、砂糖と小麦粉を止めたせいか、体が軽くて、昨日はみんなに褒められるほど、よく走れました。そして結果的に相手の男性チーム(一番上手い二人)からセットを取ることができたのです!
それで、走りながら思いました。何かの行動を諦めないということは、つまり自分を諦めないということなのだと。
テニスの場合で言えば、勝つというのは行動で、勝つことで得る自信や喜び、楽しさが目的で勝ちたいわけです。ボールを拾えて嬉しいとか、そういうことを求めてマッチに臨むのではなく、勝って味わうことで得られる達成感が自分を満たしてくれ、成長につながるから勝ちたいのです。
その過程で、息が苦しいとか、外したらカッコ悪いなとかいう雑念とか、そういうものに負けて勝負を諦めるというのは、その先にある自分を満たすという大切な目的を諦めることになる。そう思うと、一球一球がとても大切に思えて、精一杯やろうという気になります。
と、まぁ、テニスから大袈裟に考えを広げましたが(笑)、同じようなことが、日常の色々な場面で起きていると思います。
また私の例ですが、毎日ジョギングすると決めたけれど、「今日は雨だから走らない」ということを、私はよくやります。改めて考えてみれば、走らないことにするのは、その先にある健康とか続けることで得る自信を諦めるということになります。それは困る、と思います。
人間だから、いろんなことがあって事情もあって、決めたことをできない日もあるのは当たり前です。根性でやりましょう!と言っているのではありません。やらない・諦める決断をすることで、自分の心にどのくらいのロスが生じるのかを考えて決めてみるという視点を持つと、「やるべきこと」が「やりたいこと」に変わるのではないかということです。
「まー、今日は疲れているからいいや、明日にしよう」と考えることで、心が楽になって穏やかでいられるなら、それでよし。「ああ、また今日もできなかった」と考えて、自尊心が下がるなら、考え方を変えてみるのもありかなと思うのです。
ということで、私も今日は諦めずにジョギングに行きます。雨ですが、頑張ります!
お読みいただき、ありがとうございました。今日もあなたの1日がハッピーで充実していますように。God dag!
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