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物事の見方は、人それぞれ。

こんにちは!デンマーク在住・ライフコーチの石橋明子です。

今日は今年初めて、まとまった雪が降りました。雪が降ると、薄暗いこの季節が少しトーンアップするので、私は雪が好きです。息子と一緒になって「雪だー!!」と朝から大興奮しながら小躍り。

たまたま今日は、コロナのPCR検査を朝一番で受けに行く予定だったので、普段子どもが学校に行く時よりも余裕があり、のんびり支度しながら「今日は雪で何して遊ぼうか?ソリ滑りかなー、それとも雪合戦?」などと話していたのも幸せでした。

そんな中、ふと思い出したのが日本に住んでいる妹との先日の会話。彼女は雪が降ると「面倒だからやだなー」と思うのだそうです。車社会な地域に住んでいるので、運転が大変になったり、道路が渋滞したりするのが嫌だそうです。

子どもの頃は一緒に雪で遊んだ記憶があるので、彼女も昔は雪が楽しかったはずです。でも私とは違う場所に住んで、異なる経験をして、元気な男子二人の母という役割も私とは違って、そういった要因が重なって、今の彼女の「雪は面倒だからイヤ」という反応につながっているということ。

人間の物の見方は、やはり経験の積み重ねでできているのだということを実感しました。だから表面的な反応や言葉だけで、その真意を判断することなんてできないよなぁと、大袈裟ながら思ったのでした。

先日参加していたワークショップでも、一つの質問に対して数人が同じ答えを選んでいたのですが、掘り下げていくと、それぞれが意味するところや選んだ理由はけっこう違うのでした。私たちは普段、同じ「ような」ことを考えているつもりでいて、実はかなりすれ違っているのではないかと、その時にちょっとドキッとしました。

「〇〇さんて、感じのいい人だよねー」
「うんうん、だよねー」

というような会話を、昔はなんの疑問もなくしていましたが、今その場面にいたら自分がどう反応するんだろうと想像して、ちょっと笑ってしまいました。突っ込んだら嫌がられそうだけれど、「どの辺がどんな風に」いい人なのか、「感じがいい」って具体的にどういうことなのか、聞いてみたい気がします。

もし、周りの人や普段接する人とコミュニケーションが上手くいかないなと感じているとしたら、自分が「思っていること」と相手が「意味していること」が実は離れていないかと注意してみるといいかもしれません。私たちは無意識だとついつい自分のメガネを通してものを見てしまうものですから。

何かの参考になれば幸いです。
今日もみなさんが楽しい1日を過ごせますように。Have a nice day!

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