Clubhouseを1カ月近く使ってみて自分に起きたこと
〆切間近な原稿があるのだけど、まったく言葉の神様が降臨してくださらずはかどらないので、久しぶりにノートを書いてみることにしてみました。
ご近所つながりの知人が招待してくれて私のClubhouse Lifeがスタートしたわけですが、ライターと言う職業柄流行りものや、自分の得意分野系にはある程度手を出しておかなくてはいけないので、何の疑心暗鬼もなしにすんなりと入り込むことができました。
最初はの1週間くらいはラジオ的な使い方をしました。今は少し減ってきましたが、有名人が多く参加されていてそんなroomは大反響です。でも、あまり芸能人には興味がないので、出版系の人が集まるroomだったり、フリーランスが集まるroomだったり、ただただ雑談をしているだけののroomだったり、興味のある飲食系や美容系の部屋も随分覗きに行きました。
ラジオと絶対的に違うのは双方向というところですね。
最初のうちはリスナーなのですが、だんだんと自分も発信したくなってきます。これは他のSNSでも同じ現象なんだと思います。
そして、他の文字や写真だけのSNSと決定的に違うのは、『抑揚』だと思っています。LINEやメールで思いが伝わらず、気まずい思いをしたことはありませんか?
そんな中で生まれた文化が絵文字だったり、「(笑)」とか「w」とかちょっと語尾を和らげることだと思うのですが、それってビジネスでは使えないですよね。声の抑揚というのは、顔が見えなくてもその人の思いをダイレクトに伝えます。明るく話してくれる人の周りには明るい空気が流れ、場が盛り上がります。そして、誹謗中傷やルームクラッシャーのような人も現れません。
声だけのSNSの利点はやっぱり『抑揚』に他ならないと思うのです。
Clubhouseがムーブメントを起こした背景にはコロナ禍というのもあると思います。私はTwitterを何年も封印していて、インスタやFacebookに主戦場を移していましたが、コロナ禍で出かけられない、外食ができない、集まれない、で、素敵な写真を撮れるチャンスが減ってしまいました。
そうしたら、インスタに投稿することがなくなってしまって、Twitterに戻ってきたわけです。でも、Twitterも結構1:1のコミュニケーション的なものがあって、一気に大勢とつながれるClubhouseには全く太刀打ちできないなと感じています。
幸いなことに、ClubhouseがTwitterとインスタに連携しているので、相互フォローしあって裏で文字のやり取りをできる、DMで繋げれる、フォロワーを増やせるというのはプラスの側面だと思っています。
私はこのClubhouse沼にどっぷりつかっている期間に憧れだった方と直接お話できる機会が訪れました。
そして、今後の仕事に繋がる横のつながりにかなりの可能性を感じています。
もちろん、負の部分もたくさんあります。すでにマルチなどに引っかかっている人もいるようですし、悪用しようと思えばいくらでも悪用できるツールです。でも、このようなツールをいかに良いように使うかは、私たち情報リテラシーをきちんと持った大人が、情報弱者救済策を考えていく必要もあると感じています。
私は2003年に通信制の大学に入りました。あー、その話は長くなるから次回にします。
とりあえず、明日は〆切間近の原稿頑張ります。
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