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SHOGUNを見て思う日本の文化

もう少し前になってしまいましたが

ネットフリックスでやっていたSHOGUN
職場の同僚(日本人じゃない)に勧められてたので
日本に帰っている間に見ました。

元々真田広之さんが出てるし、監修にも関わったとのことで
日本をどう表現しているのか興味もありました

内容は詳しく書きませんが

ベースはジェームズ・クラベルによる1975年の小説に基づく
『SHOGUN 将軍』で
その小説は
主人公は徳川家康をモデルに描かれているとのこと。

この小説は読んだことがないので
どういうふうに日本の内容を再現しているのかはわからないけれど
このドラマシリーズは
日本というものにこだわったということ。

ハリウッドでは日本と他の国も混ざった感じで
これ日本じゃないよねって描き方が多かったけれど
まあエンターテイメントとして見られていたし
日本人の腹切りというものに対してや
妻と夫の関係など
もっと深く描かれているように思いました

体の動きについても
着物の着こなし方
身分の違いによる所作の違いまで見えてくるようでした

西洋人には理解できないところ
そこに一歩踏み込んでくれてたように思います

そして
この作品がエミー賞で多くノミネートされ
日本人の俳優陣が多くノミネートされているところ
評価されたということが素晴らしいです

そこには
感情の表現に評価があったのではないかと思っています

体の動き
表情
立ち居振る舞い
そういったものが
表現として出ている
ストーリーだけでなく
そういうものから
この作品の内容を理解するように
キャラクターを作り上げているように思います

それが
西洋人の主人公と重なって対比されることで
ハリウッドというところで理解されるようになったかもしれません
自分のことをまず考えるところと
日本人の忠誠心とではまず立ち位置が違う

時代劇は日本でも少なくなってきて
演じれる人が少なくなったように思っていました

私が子供の頃は時代劇だらけだったのに 笑
水戸黄門や暴れん坊将軍で育った世代なので

私自身着物を着る機会もないし
日本のものを学ぶこともなく(お茶やお花とか)
ここまできたけれど
それでも
やっぱりあの世界を理解する感覚はまだ残ってるのかなと
今回見ながら思いました

日本では女性は男性の下にいるように思われがちだけれど
女性も自分の意志で生きてたと思うし
それはそういう関係性を持つことができた時代だったのだと

一回見ただけでは理解しきれないとはおもうけれど
それぞれが
自分の信じた生き方をしている
自分の使命を生きている
そのために命を捨てることも
そういうところから
切腹というものを
ただのパフォーマンスとして見られなくなるように
その意味を見せるようになっていると思います

海外にいると
日本に憧れてる人がたくさんいます
東京に行きたいという若い子たちはまた違う意味で日本を見てますが
(かわいいものがいっぱいと思ってるし)

自分のためだけでなく
この話で言えば未来そのものに対して動く時
そのために命を捨てれるものがいる
それを信じ切れる

そういう強さがあるのかなと

これからの日本も
引っ張る人がなかなかいないのか

首相もかわりますしね

それは周りが支えるべきと思う人もいないというのもあるかもですが

明るい未来に向けて
日本という国を見ていけたら

そういう人たちが増えることを

この話を見て思いました

見てない人にはわからない内容かもしれませんが

ぜひ見てほしいシリーズです

日本人であることをもう一度思い出す

そんな話でした

ここに出てくる女性たちのように

凛とした生き方をしていきたいですね
着物の立ち姿が素晴らしく綺麗でした

その姿勢そのものが
生き方だなと

私の憧れになりました

ああいうふうに生きて見たいな〜と。







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