こけた瞬間のことを思い出そう
久しぶりに大きく転んだ。年に2回は駅の階段で階段落ちをして流血騒ぎを起こす。原因は固い靴底の靴を履いて階段の先端を踏みながら降りるから。頭がぼんやりしている朝や酔っているときに多いね。
今回も事件は朝に起こった。初の早朝出勤。自宅を出る一時間ほど前から起きていたから覚醒しているはずだった。しかしーーー。
まあ原因はいいとして、自転車のハンドルがぶれて、あろうことか右側にこけたのですね。車の走っていない道だったから轢かれる危険はなかったものの「あ、右にこけるなんてことになる、私」と思った記憶だけはある。
気が付けば荷物が投げ出され、いつもの水筒が道に落ちなぜだか左半身を打って痛い。足を打ったな、立てるかな? 血が沁みてきたら仕事場でどうしよう なんてね。頭に浮かんだことはその程度です。
幸いにも外見上なんてことなく、擦ったというよりたたきつけられその場でころっと転んだ(そんなかわいいもんかい?!)ケース。一つだけコメントさせてもらえるなら、「最近私はこけるとき、早くに持っているものを離し、一番安全っぽいところへ受け身で転がる」術をほんの少しだけおぼえたかもしれないということ。こんなことを言うととんでもないしっぺ返しを受けそうだけど。
山ではストックのループを手首に掛けないこと。いざとなれば離してしまうことができるように。今のところ浮石に足を取られバランスを崩しそうになったとしてもなんとかリカバーできている。つまずいても2歩くらいで立て直せたり。しかし、これらのこともこれからはうまくできなくなるんだなぁ きっと。そしてますます骨が弱くなっていくだろうから、今までのように打ったあとも「頼むぞ、私の骨は耐えてくれたか? おお、よし大丈夫だった、ありがとよ」という塩梅にはいかなくなる日もくるのだろう。
手洗い うーがい 〇〇〇〇 じゃないけれど、カルシウム、ビタミンDで陽にあたり、適度な負荷をかけて骨を鍛えることを意識しよう。ここでやにわに干しシイタケを戻したりして。残念、在庫切れ。コラーゲンが溶け出した鳥のスープなども日常的に作ろう。
今回の打撲は全部左半身。膝の横の外側、その下のすね。あとからわかったのは左の肩、上腕左、骨盤左、両手首などなども打ったようだ。一体私はどんな格好でこけたのか? 毎日左右の足の形を見比べて、なぜいつまでもふくらはぎの上のサイドになぞの膨らみがあるのだろうと擦っている。皮膚の下では小さな血管や細胞が崩れてして何かが沁みたりしているみたい。骨と腱には異常がなく、可動域もバッチリです。静かに休日を過ごし、自転車も控え、おとなしくしてこうしてポツポツ日記なんぞを書いています。日にち薬が効いて、どんな体勢でも痛くなくなる日が来るといいな。