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探し歩いて

 何をしにきたのかもはや見失っているが、ともかく大都市、高松市に流れ着いた。

 先にお詫びと値段の報告
  ★画像がぼやけてすみません
     かま玉うどん 200円
     げそ天  100円
    寿司   80円
  これがうどん日常文化の底力です

(さて続きです)
京都よりも大きなアーケード街。いや、大阪にも縦に横にこれだけ大規模の商店街はないと思った。
高松市、こんなに大きな街だったとは! 瀬戸内芸術祭のボランティアで来たときに自転車で通ったアーケード街はどこだったんだ?とひたすら歩いた。自転車ですーっと通過していた端折られた記憶と現実が折り合わない!!琴電の築港駅までもが遠く、今日は私、どこを目指すのだ?と思いながらも歩くと把握できる街並みを楽しみながら方向だけを頼りに歩く、歩く。しかも今日は暑い。(言っておくが今日は11月5日)

 旅の楽しみは現地の美味しい食べ物を嗅覚巧みに探し当てて、食すること也! と、移動のフェリーの中で隣の人がうどんを食べようが、売店に今が気分の柿の種が並んでいようが、誘惑に負けまい!と意志を強くして空腹をキープしていたのだ。ここで気が乗らない食べ物に軽くなびく訳にはいなかない。

 お店が現れる度、これはどうか? いや違うイタリアンは。 うどん屋に行列ができている。いや、しかしこのような綺麗すぎる店舗ではないんだ。ハンバーグととんかつは? お腹の空き加減には合っているけれどね~ と店が現れては却下しを繰り返し、飲み屋街に入り込んたり、高級ブランド店の一角に入ったりうまくいかない。

 もちろんグーグルマップも駆使したよ そういった中で、巨匠っぽい人がうどんを打っているような店名と「それほど混んでいません」という人を誘うようなメッセージ付きのお店がマップに表れた!現在地からもそれほど遠くなさそう。 とやや迷いながら(ことでんの線路を何度も超えた)辿り着く。

 「おお!こんな感じの店を探していた」と扉を開けた瞬間に思ったね。ザックを背負ったままでは店の奥に行けないほどの狭い注文カウンターを通り、おつりをどっち側から受け取るねん という慣れなさを発揮し気に入った席に座る。珍しくかなり空いていてラッキー。
厚底ブーツを履いたイケてる女子が瓶ビールを飲みながら、ゆっくりうどんを啜っている。この佇まい、いい感じやん。

 上陸しての一食目。大成功でしたー。
そうそう、今回の旅の目的?コンセプト?は 海を見ながらやりっぱなしの仕事をまとめる。湧いてきたものを言葉に書き残す。
だから小豆島だったのね。高台から海を見下ろしてある程度できたのだけど、暑くてさ~ 最後はどこまで乗っても300円のオリーブバスに乗り込んで坂手から池田港まで移動よー。お腹が空いたので小豆島脱出ですわな。
だから高松では栗林公園ではなく「食」。それと噂に聞いていた仏生山温泉にもゲストハウスのチェックイン後にことでんに揺られて行くことにした。
行ってみて良かったかも!!

★最後にこのお店もおススメ 帰る前にもう一度行っておこう!
また行きたくなってフェリーに飛び乗っては大変だから。
でも神戸から高松or小豆島のフェリー代も安くて、平日の昼間便なら1890円です。和歌山の山に行くのと同等の値段。深夜便の弾丸という方法もあると思えばいつでもどこでも出かけられる自由さだけは実感できた。

★前述のハイセンスな温泉もご紹介。スーパー銭湯、日帰り温泉は数あれど空間使いが違う。ぬる湯というか冷た湯も面白い。湯上りの休憩スペースも窓が大きく見える景色も禅寺のよう。その休憩場所でみかんを広げて団らんしている人たちも良かったな

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