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散歩のお供
先週まで、なんだか冬に戻ったような気温ねぇ、なんて言ってたのに、いきなり今週から35.5度!春を通り越して夏になっちゃったよ。
自宅勤務中、まあ、いろいろ不便もあるけれど、この騒ぎが収まって以前のような仕事場に毎日出勤、という生活に戻ったら、目を細めて、懐かしいなあ、あれはあれでよかったなぁ、と思うこともいろいろあるだろうな、と思い始めたこの頃。そのうちの一つ。平日の昼間に、息子ちゃんと近所の散歩に行く、ということ。
私はやや血糖値が高いので、お昼を食べた後とか、なるべく散歩に行くようにしています。散歩するだけで血糖値って結構下がるのだ。血糖値を上がりにくくする食べかた、というのもあるけど、それはさておき。最近、自宅勤務で思うように物事が進まないし、話も進まないからイライラして白いご飯をがっぱり食べてしまったりする。そうすると、血糖値を図ると、思いっきり上がっているのです。あぁ、やっぱりな、と思う気持ちと、うわぁぁぁ やってしまった。なんであんなにごはん食べちゃったの?!?!という後悔とも何とも言えない複雑な気持ちになり、そういう時は手っ取り早く散歩に行くのが一番。
八歳児を散歩に誘うのに効果的なものって何か知ってますか? やつはおかんと散歩なんかよりマインクラフトやっていたい人だから、うまく誘うのって結構知恵を使うのです。
ふふふ、シャボン玉ですよ。
こういうやつ
これだとふぅふぅ吹かなくていいから頭がくらくらしないのだ(私が)。
これを私が一つ。息子ちゃんが一つ持って散歩に行きます。
やつのは中身がカラなんだけど、それは私が作ったシャボン玉を切り潰す為の刀に使うだけなので、中身無しでいいのです。
これだと、風のある日には何にもせずに持ってるだけでシャボン玉がポンポンできるのでかなり楽。そして私の後を やぁっ とぉっ なんて掛け声かけながらシャボン玉に切りつける息子ちゃん。飛び跳ねて、涼しい日でも汗をかいてるからかなりいい運動になっているもよう。
そんなほほえましい日課の散歩もさすがに35度なんかになると、誘っても、えぇ~ この暑い中散歩って、マジ?
って返事が。や、私もあんま乗り気じゃないんだけどね。ご飯を食べてしまった以上、歩かねば。
そこで思い出したのが、これ!
電池稼働の小型扇風機だけど、下に水を入れることができて、シュッシュってミストを振りまくことができるようになっているのです。
これは大ヒット。
というか、そこまで言うんならしゃぁないか、一緒に行ってやろうじゃないの、ってかなりやる気なさそうな顔だったけど、一緒に散歩行ってくれました。 でもやっぱり35度は暑すぎるわ。 私も途中でいやんなってきた。
散歩に行ってわかったんだけど、八歳児にとっては、家に帰るのに一番の近道は来た道を戻るのが最短、ということ。どういうことかというと、散歩道が最終的に長方形だったとします。で、家を出て、まず右に3角歩き、そこからまた右に2角行き、また右に1角曲がったとします。要するに長方形の3面目を歩き始めた、という時点。そこでもう散歩なんてやってらんない、家に帰りたい、となった場合、息子ちゃんにとっての最短コースは元来た道を戻ること。
え?!?!
このまま後2角まっすぐ行って、次また右に曲がって2角行けば家やけど。。。と説明しても、いや、今来た道を引き返す、といってきかない。私の信用が無さすぎで、このままおかんと歩いてるともっと長い距離を歩かされる、と思っているのかもしれない。でも、土地勘のある自宅付近で、なぜ、このまま行ったほうが距離短いって思わないの? これがアメリカの教育水準か?!とか思ってしまうが、こういうのは先生でもなくても親が教えれるか。
涼しかったら引き返してもいいけど、そのほうが私も距離歩けるし、でもさすがにこの炎天下にそれはないわ~ ということで、反抗する息子ちゃんとギャーギャー言い争いながら、そのままの道を家に向かいました。家が見えてきたら、ダッシュしていったよ。 見てるだけで暑くって息が切れそうだった。
その後リビングで学校の課題をやってる(本人曰く)彼。
Nerf Gunのマスクして、クロームブック膝にのせてって、君、暑くないのか?
明日も暑くなるみたい。シャボン玉と扇風機に乗ってくれるだろうか。