英語で日本酒のこと学んでみませんか?
1月に受けたジョン・ゴントナー氏が教えるオンラインSake Professional Course。4月にもまたあるらしい。クラスの案内メールが届いた。
私のNoteを読む人でわざわざ英語で日本酒のことを学びたい、と思う人がいるかどうかわかんないんだけど、もし興味があれば、ぜひ参加してみてください、と声を大にしてお勧めしたい。詳しいことはこちらのページをどうぞ。
お勧めしたい対象
なんといっても日本酒ヲタクでしょう。Zoomで行われる授業なので、世界各国からの日本酒ヲタクが参加しています。一月に参加した私のクラスでは、酒蔵をこれから始めよう(もしかしたら始めていたのかもしれないが)というテネシー州に住む人。スペインのどうやらワインのソムリエかしら、という女性。何となくイギリス英語の人。ロサンゼルスで飲み屋を経営している方、そして日本人で多分英語で日本酒の説明をすることのあるトラベルエージェンシーの方、などが参加していた。
あんまりクラスメイトどうして会話をすることはないんだけど、Zoom だからチャットを使ってメッセージが飛んでくることもあるし、自分で飛ばしたこともある。
最後のクラスでチャットをした人はアメ人のMarineで、山口県の岩国に駐屯していた人だった。私は妹が岩国に住んでて、一度遊びに行ったこともあるし、獺祭やら五橋やらと、岩国には行ってみたい酒蔵が多々あるので、チャットが弾みました。
英語どうなの?とおもっているのなら・・・
たしかに、結構英語力いると思います。なんせジョンが猛烈なスピードで話すから。彼はアメリカ英語だから私にしてみれば聞き取りやすかったけど、例えばヨーロッパからの参加者はどうだったんだろう?と思う。なれないと大阪弁も聞き取りにくい、ということがありえるので。 あるかしら?
でも日本のトラベルエージェンシーの方が参加されていた、と書いたけど、彼女は頻繁に質問もしていたし、他の英語圏以外の参加者もたくさん質問していたので、結局のところ、自分がどれほど日本酒のことに興味を持っているか、がキーなのでは。
それから授業の内容に沿ったテキストもメールで送られてきます。プリントしなきゃならんのが面倒かもしれませんが。テキストはまるでジョンがしゃべってることをタイプしたような感じです。好感持てます、テキストに対して。受験用の問題集のようではない、と言いたいのです。
最後にテスト
これは100問あるうち60問正解でパスします。もちろん英語です。でも、4つの答えの中から正解を選ぶ、という形式です。そして日本酒についてだから、例えばHeikouhukuhakkou(並行複発酵)とは? という質問に、
a)The process to create Kimoto sake
b)Sake making process where starch to sugar and sugar to alcohol conversion takes place simultaneously
c) a type of a sake that is made without adding any water
d) A machine that is used to press sake out of the freshly brewed batch
みたいな感じです。(勝手に質問と答えは書きました)
なので、日本語を毎日話していて、なおかつ日本酒大好き、そして英語も適当イケるぜ、という方ならほぼ、パスします。
何もテスト簡単、と言ってるわけじゃないので。悪しからず。
そして、確かにテスト、と聞いたら受からなければ、というプレッシャーありますね。けど、受からなかったからって支障が無いのです。
それ言う?と自分でも思うけど、このテストに受からなかったら車運転できない、昇進できない、卒業できない、とか全くなし。やる気をそぐために言ってるんじゃないけど、リラックスしていいんじゃないっすか?と言いたいのです。
で、おいくらよ?
わかります、そのお気持ち。
コースはアメリカドルで$375です。これは受講料。
ホントならオンラインでやるクラスではないので、クラスのデザイン的にはこのコースの間に80~100ぐらいのお酒のテイスティングをするそうです。でもそれができないので、私はジョンが推薦するクラスの内容に沿った日本酒リストを販売しているアメリカのディストリビューターから12本購入しました。このお代は別途です。
でも日本にいて、日本酒が各種手に入る状況ならば、地元の酒屋さんでそろえたり、デパートにいて手に入れることができるんだろうな、と思います。そしてそのほうが格安だろう、と想像がつきます。だってアメリカに入ってくる日本酒は日本のお値段の3倍ぐらいします! (鼻息荒くなっちゃうよ)
確かに、受講料$375で躊躇するかと思います。私しましたからね。でも、あえて言います。日本酒に興味があったり、すでに大ファンで、もしかしたら身近にいる外国人に日本酒の説明をうまくできたら。。。(要するに、Japanese rice wine で説明終わりたくない)と思っていらっしゃるのなら、
お勧めします!
時間的にどうよ? と思っているのなら
ウェブサイトの情報を見る限り、日本時間の朝10時からお昼の1時半、となっています。(ジョン、4月には日本に戻るのかな?と思わせてくれるスケジュールです)なので、時差があるから真夜中に参加、とかは無いみたい。日本に住んでいるならの話だけど。
そして3週末に渡ってクラスがあります。
4週目の土曜日がテストの日。
なので日本から参加される分にはうってつけ、というか良い機会でございます。
し・か・も・ 週末の昼間からお酒を飲む口実ができます。
敢えて言うなら
クラス参加中の週末にはあんまり他の予定は入れないほうがいいです。だってお昼過ぎにお酒飲んじゃったら後はもうどうでもよくなってしまうから。私だけですか?
そういうわけで、英語で日本酒のクラスを受けてみませんか?それでテストに受かったら晴れて、Sake Professional なのよ~~~ と自慢もできます。
***こんな記事を書いたからってお金を頂いたりしていません。私は単純にジョンすげぇなぁ。。。 と思うので、他の方にも彼の良さを知ってもらえたら、と思います。日本酒の良さも。ーーーこれは今更日本人に言う?って感じだけど。