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久々のハイキングは雪山
ここしばらく雨が続き、山の方はいつも暗い色した雲が立ち込めていた。嵐、という感じの。こういう感じで。
その後晴れたら山に雪が積もっているのがよく見えた。いつもパウダーシュガーを振りかけたチョコレートのパウンドケーキのようだと思う。
そこで、雪を体験しに、というか、私は自分の体がどれほどなまっているのかを確認するべく、親子3人でハイキングに行くことにした。トレールは普段から山火事の時のアクセスの為に整備されているいわゆるファイアー・ロードと言われるもので、どちらかというと難易度は緩いほう。
朝は8時出発じゃ~! と言ったが、日曜の朝は3人そろって寝起きがよくなく、結局出発したのは10時過ぎ。朝早くに出かけたかったのは、COVIDになって以来、みんな行けるところが限られてるからとやたら山の道が混むのだ。案の定10時過ぎに出発した私らが山道を登るころには(車で)、前にも後ろにも車が数珠つなぎになっていた。
上手いこと駐車スペースを見つけてハイキング開始。私は10分もしないうちに息が荒くなってくる。おまけに人とすれ違うたびにマスクを付けるので、その度にガッと吸った息とともにマスクが口に入ってくる。辛いぞ。。。
そうこうするうちに少し視界が広がり、目の前に雪化粧のストロベリー・ピーク。この真ん中の山がストロベリー・ピーク。頂上が逆さまの苺のように見える、こともないが、かなり想像力に欠けるよね、と思う。逆さまの苺に見える山なんて他にもいくらでもあるぞ。
ここをさらに左に折れてハイキングを続ける。改めて南カリフォルニアだよね、と思うのは、目の前に雪山(大して積もってはないけどさ)、でも目の直前にはいつも通りの砂漠系植物たち。好きです、こういうの。色合い的に、巨大なカビのように見える。
雨が降った後で、さらに強風も吹いた後だったのでロサンゼルスの大気汚染がまったく見当たらない日だった。なので山から南、南西を眺めるとそのままダウンタウンのビル群が見え、そこから海までみえ、よくよく目を凝らすとダウンタウンから海のほうへつづくWilshire Blvdぞいのビルの並びまでわかる。↓の写真だと、ダウンタウンのビル群は左がわ、その上に見えているのは多分Palos Verdes Peninsula。
途中で疲れた、と文句を言いだすんじゃないかね、と思っていた息子ちゃんは雪に興奮して、上に行くほどきれいな雪があるから、というと文句を言ってるどころではなかったようだ。
そして、南カリフォルニアの良いところ2点目。こんな軽装で雪の山をハイキングできること。
私は寒いからフリースのジャケット着てたけど。
目標地点まで、2.5マイル(約4キロ)の上り。頂上ではないんだけど、少し開けた場所があって、そこで折り返し。そのあたり結構雪が積もっていて、息子ちゃんは嬉しくてしゃあない、という感じ。雪の斜面を駆け上がっては滑り落ちる、をいつまでも繰り返す。エネルギーあるね。
余談だけど、絶対お腹すくのわかってたからクラッカーを一袋持っていくよ、と言ってたのに、アホな夫のせいでエナジー・バー各自一本だけだった。ちっこいバックパックを持っていこうとしていたら、この程度のハイキングにそんなに持っていかなくてもいい、僕はこのハイドロパック(水の袋が入ってる簡易パック↑の写真の赤いやつ)だけで行くし、といい、クラッカー入れといて、といったのに持ってこなかったのだ。崩れるから、という理由で。
お腹がすいてくると私も夫もイライラするたちなので、短いハイキングとわかっていてもいろいろスナックは持っていくようにしていたのに、ここしばらくハイキングに行ってないから勘が狂ったとした言いようがない。バナナすら持ってこないほど用意が悪かった。自分の落ち度、ともいえるが、お腹が空いてきてイライラしてる頭では落ち着いてそんなこと考えている余裕なかった。下りの間ずっと、こいつの言うこと鵜呑みにしてはイカン!特に食べ物のことに関しては! と今までに何度も痛感してきた誓いを新ためて立てたのでした。
帰りの道中も前後数珠つなぎの車の列。そこを短気っぽく運転する夫。やめてくれ~ いくら焦っても片側一車線で追い越すことできんし、煽ったところで前の車も早く行けないのだ。だからクラッカー持って来いってゆうとんね~~~~ん。腹ペコのままで事故死、とか無念すぎるわ。あぁ、いつもは私が運転するのに。。。なんで夫に運転を任せてしまったのか。。。またしても勘が狂ったか。
でも無事帰宅しました。