見出し画像

バーチャルツアーに参加

先日はオンライン酒会を体験してみて、こういうのもアリね、何より家呑みしてるから車の運転とか気にしないで心行くまで呑めるのは良い!と味をしめた矢先。オンラインでツアーもやっちゃいましょう、という企画を立ててくださった方から招待をいただき、バーチャルツアーにも参加してきました。内容はアメリカにある酒蔵(Sake Brewery)2件。

アメリカでは今、日本酒愛が静かに広がりつつある、というのご存知ですか? もちろん日本から入ってくる日本酒の人気も高まっているんだけど、それに伴ってアメリカで日本酒を作る酒蔵こと、Sake Brewery が増えているのです。たいていのSake Breweryは小さい規模で、クラフトビールならぬ、クラフト酒、という感じ(らしい。話を聞いていると。私は実際1件しか行ったことない)。

今回ツアーを行ってくれた2件、1件はロサンゼルス郊外のNova Brewing Co.  http://novabrewingco.com/ とニューヨークにあるKato Sake Works. https://katosakeworks.com/our-story  

Nova Brewing はビールとワインも作っていて、桃の香りのするワインなんかも作っているとか。人気があるらしい。ツアーを行ってくれたジェイムスいわく、せっかくアジア人の多い地域にいることだし、彼も韓国系アメリカンで、確かオーナーもそうなのかな、それでアジア系の原材料をつかったビールやお酒の開発に挑んでるそうです。なので、現在製造中のビールはウーロン茶インフューズしたものだとか。それからビールと酒のBreweryをかけ持っていることで可能になった、というのが、Ginjo 7というビール。カリフォルニア米のCalroseと日本の酒つくりに使用する酵母を使ってできたラガーだそうです。期間限定品なのに、こんな外出できない状況で、お目にかかれる日は来るのだろうか。。。

Kato Sake Worksはお酒一筋。純米、なま、にごりがあります。酒蔵は飲食物を扱うビジネスだから、レストランが閉鎖される中、Essential Business (必要最低限のビジネス)とみなされるため、オペレーションは開けててもいいそうです。そうよね、お酒がなくなると生き甲斐なくなるような人がここにもいるんだし。おいしい日本酒をたくさんの人が気軽に飲めるようにな機会と場所を提供したい、と思って酒蔵を始めたとか。私が酒バーをやりたい動機と似てるわぁ。

Novaのジェイムスが曰く、日本のから入ってくる日本酒と競うって気持ちは全くなくて、アメリカで、アメリカで手に入る材料を使って作ることでユニークなお酒ができるという信条があるんだよね。だからあまり格式にとらわれずに自分たちでいけそう、と思ったものからトライしてみてるの。これってクラフトビールなんかを作るスピリットと同じじゃないですか?!?! なんか頼もしいわ~

ツアーの後はQ&Aセッション。みんないろんな質問あるのよね。詳しい人は酒造の機械についてきいてたり、お水をどれぐらいの割合で足すのか、とかね。どうやったら今までお酒に興味のない人の興味を引くことができるかしらね。なんか成功エピソードないの? とか。2時間の予定だったバーチャルツアーも、2時間半をもって無事終了することに。最終的にはこのバーチャルツアーを定期的につづけようよ!という提案まで(私の望みなんだけど)。だって普段でも遠くて行く機会がないような酒蔵もバーチャルだったらツアーできるし、お話も聞けるし。誰でも参加できるし。いいんじゃないですか? ぜひ続ける計画をたてましょう、と主催者さんにメールを送った私。

酒蔵のツアーだから、とお昼の3時から呑み始めたら、夕方7時ごろには使い物にならない状態に。いくらお酒大好きでも、呑む量考えないとね~ 健康にも悪いだろうが、何より今すぐ財布の状態が悪くなりそう。




いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集