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ヒバチ+日本酒のコンビ

冷蔵庫に入らない日本酒は、なるべく品質が落ちないようにクーラーボックスにアイスパックと一緒に入れて保管しています。冷蔵庫に入らないって?!と思ったのなら。。。それは日系スーパーで売っていないお酒をネットで注文するからで、どうせ注文するならケース(12本)で、と欲を出してしまうから。うちのちっさい冷蔵庫には全部入らないので、クーラーボックスに入れる。それも今年の夏、車で大陸横断してペンシルベニア州へ行った主人と息子ちゃんが、その車の長旅の為に購入した特別クーラーボックス。こんなことに活躍するとは購入した際思いもしなくて、実は、えぇ、なんでそんな値段の高いクーラーボックス買うの?と異議を申し立てていた私。。。買っておいてよかったよ、よく役に立つクーラーボックスだよ。

そのクーラーボックスの中を覗き込んで息子ちゃんが私に聞く。

ねぇ、またヒバチでグリルするの?

え、なんで?

だって日本酒がまだたくさん入ってるよ。

どうやら、日本酒を飲む=ヒバチでグリル と思っているみたい。でも、私普段の夕食でも日本酒呑んでるで? それよりここ立て続けに3週末連続でヒバチの夕食をしたからか? そして確かに毎回それを口実に日本酒を飲んでいるね。

私は私で、何かとリクエストを受けるとそれにこたえようとしてしまうのだ。つまり、3週間前は、息子ちゃんがヒバチでソーセージを焼きたい、というからその為にヒバチを使った。その次は、またヒバチやりたい、と息子ちゃんがいうので、では焼き鳥をやりましょう、それでもって下に住んでる二人も誘いましょう、と5人で焼き鳥と、そうだ、クリスマスツリーパンもやったのだ。炭のおこし方もコツを得てきた(新聞紙をしっかり使う、というだけのことだけど)。

そこでさらに、ヒバチ楽しいねぇ、風流だねぇとか言われると調子に乗ってしまって、また来週もやりましょう! と張り切ってしまう。でも焼き鳥は準備に手間がかかるから、なんかもっと楽なもんないかしら、と考えて、今度はシーフードにした。網に乗せとけばいいんちゃう?と思って。

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今回手間がかかったのって、このイカを切って串に刺したぐらいか。私はハマグリとかいいなぁ。。。と思っていたので、自分用に主にハマグリとイカ。後のエビ類が好きな人々にはエビとロブスター。韓国マーケットに買い出しにいったら、ロブスター丸々で売っていた。アメリカのマーケットだとしっぽの部分だけが多いので、しっぽを4本買えればいいか、と思っていたのに、丸々4匹買って帰ることに。

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そして、もれずに日本酒をいただく。最近は下の二人も日本酒を私と一緒に味わってくれるようになり、おかげで、これどう?こっちはどう?といろいろ飲むのが楽しくなってしまった。

今回は山口県岩国市の酒井酒造の出す、五橋。秋発売のひやおろし、純米生詰め。グリルしたエビにもハマグリにもイカに合います!フルーティーな香り(メロンっぽい香りかも)と、軽い目の味と、ちょっと苦みのある後味があるんだけど、たぶんそれが海鮮に合うのかも。酒井酒造の杜氏は漁師もやってるんだよ、だから五橋はシーフードと良く合うんだよ、とお酒を売ってくれた人が言ってた。趣味で魚釣り?それともマジで漁師?杜氏をやりながら漁師なんて両立できるもんなんだろうか?

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下の二人にも好評で、食事が終わるころには底にあと少ししか残っていなかった。かろうじて残っていたのは他にもお酒があったからかな、と思う。同じ岩国市の獺祭の小瓶も。これも飲みやすくて、小瓶でよかった(呑みすぎ防止の為)。

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日本酒に興味を持ったのってホンの2年ぐらい前の話なんだけど、日本語で説明を読むとしっくりくるし、改めていろいろ飲み比べをしてみて味の違いなんかも少しわかるようになったら、おもしろいなぁ、と思うようになった。なので、1月にはオンラインの日本酒のクラスを受けることにした。

ついでに、ヒバチで大人が日本酒をいただいている間、息子ちゃんは後ろに写っているマーティネリのサイダーを飲んでご機嫌だ。

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