ロードバイクぅ〜始めました〜♪(まだ始めてないけど編)1巻
1:【私待つわ、納車待つわ3ヶ月。それまでの妄想&目標】
3月末に新車(ロードバイク)を発注して、2ヶ月。突如思い立って、街の自転車屋さんを訪ね、勢いで発注。もともと検討を重ねていたため、衝動買いではないものの、勢いだったな笑
そんな勢いで買おうとする私に戸惑いながらも親切にしてくださった店員さんのきめ細やかなフィッティングで、私だけのロードバイクができてくる予定なのだ。
納車予定まであとひと月か!!
長い、長すぎるぜ!!
工具類吟味、輪行袋吟味、サイコン吟味、ヘルメット吟味。
いろいろと吟味しすぎて、一周回って何がなんやらわからなくなっている今日このごろである。
納車も近くなってきたため、そろそろ本格的に発注をかけねばなぁと思っている段になって、わけわからなくなっているので、会社の自転車部(趣味)に誘ってくれている上司に相談してみても良いかなぁ。でも偉い人すぎて気軽に相談できず困っている。
まずは乗る体力と筋肉だろう。
都合の良いことに、ダイエットもしている。
併せて行うと一石二鳥、いやそれ以上ではないか!
と言うわけで、ここのところ現愛車のクロスバイクと筋トレとタンパク質を愛でて生きている。
3月から、高尾にお墓参り、深大寺、ゆうひの丘、多摩湖、葉山、津久井湖、小金井、浮島、羽田など思いつく限りいろいろ遠駆けしている。
3月からの累積は、730キロ超となり体力もついてきたかしら?といった頃合いになってきた。
当面の目標は、ワクチンの接種が終わって丸2年ぶりに実家に帰るときに、新車を新幹線輪行!
新青森から実家まで自転車で行くことなのだ。
(荷物は🐈⬛ネコの手🚛を借りる予定)
クロスバイクで輪行練習も重ねている。
ロードバイクだとクロスバイクよりブレーキ周りが簡単なはずだ。(クロスバイクのブレーキ周りは割と力が要るので、か弱い女は苦労している。コツなんだろうけど)
距離は全然大したことないし、恐るるに足りぬ距離だ。日々乗ってる距離の半分だ。
しかし、しかしなのだ。
新青森から実家に行くには、あいだに峠がある。
そう、日本人が作った漢字で有名な『峠』ってやつだ。漢字からひしひしと感じるのは、山を上下するぞ!ということである。
神奈川県の極々東京寄りに住んでいるため、本格的な峠を越えたりすることなく生きてきた。
峠。
まず、その響きに恐れ慄くではないか。
頭の中には医者が、神妙な顔で今夜が峠です。と言っている絵さえ浮かぶ(それは違う峠だ)
帽子はどうしたでせう、碓氷に落とした麦わら帽子…動物のお医者さんの菱沼さんが浮かぶ。西条八十だったか。
峠には、悲壮な何かを感じざるを得ない。
イメージとは恐ろしいものである。
とはいえ、その道は『国道』7号なのだ。
私は割と国道に甘い。
酷道もあると聞くが、7号はなんといっても、一桁国道である。
国道の中の国道でしょ?一桁って。と楽観視していた。
My国道といえば、国道246号だ。
246は一桁ではないものの、日本でも有名な国道の一つではなかろうか。
とみに東京神奈川においては。
246のアップダウンもなかなかのものだ。
また上るの?!と言いながら上ることしばしばだし、下るってことはまた上るんだろう???と駄々を捏ねながら下ることも多々ある。
渋谷方面も厚木方面もうねうねと上っては下る。
しかし、やはり幹線道路なのである。
激坂はないのだ。
私は、山や谷を切り拓き作られた田園都市にそこそこ長く住み、知見を得た。
国道より優しい道はない(たぶん)
ということを。
だいたい、国道が上り坂のとき、裏の旧道あたりには『おいおい嘘だろ?』と洋画のスターのような文句が出る、壁のような坂が潜んでいる。
家の近所の散歩なども危険極まりないのだ。
歩いて上るのももう嫌!!みたいな坂が突如として出現することも珍しくない。
こんな坂を上るのは車も大変だ。だから、もう少し傾斜がゆったりとした道路を作ろう。国道を作る段階でそうなっているに違いないから、激坂はないはずだ。
はい、話は戻って国道7号の峠。
大釈迦峠だ。(だいしゃかと読む。強そうな名前)標高102m(wikiより)新青森が標高10m。うえっ。
アップデートしたストラバのマップで見る限り、鶴ヶ坂から大釈迦までがキツそうだ。
斜度はそんなにない。が、長そうなのだ。
1.8%を4キロ近く上り(多分鶴ヶ坂)すぐに2.5%が1.8km(多分、大釈迦)
ぎゃふん。
そんなに上るのか。約6キロの上り??
車では何度も通っているが、そんなに長かったかのか。
ギャフン!ギャフン!!
いま私は、1番よく乗る故にMy坂として愛でている斜度2.5%から3.5%の850mの上りで死んでいるのだ。850mが終わる頃には、酸欠の金魚の如し。足は産まれたての子鹿の如し。
逆サイドの坂は3%1km、これは避けて通っているのだが、代わりに通る4.8%350mで毎回天に召されている(その前もうっすら坂だしね)
もう一方の4%700mも、パトラッシュ僕もう疲れたよ。。と天使のお迎えをうっすら見ながら登っている。
ちなみに、このどれかの坂を上らないと帰れない崖?丘?谷?の上に家がある。
海抜50mに住んでいる宿命である。
思い返せば、先日の津久井湖に行く芝溝街道の3.4%700mも死んだなぁ。長かったな。
さて、だらだらと書き連ねたが、
ご覧の通り、私は1km以上の坂を登ったことがないのである。
『ロードになったらかわるで?』と言う上司の言葉を信じていいのだろうか。
私のクロスは11.5kgだ。多分新車は9kg弱くらい。それでそんなに変わるのだろうか。
2.5kg軽くなることで、そんなに変わるのだとすれば、自分も同じくらい減量すればもっと楽になるのではないか。と謎の理論を持ち出し、ダイエットに励む日々である。
ちなみに青森空港も先程の7号の大釈迦峠に近いといえば近い山の上にある。
青森空港は、標高200mである。
地方空港なのにILSはCATⅢbだぞ!
なんでこんな山の上にあるんだろう。
CATⅢbになる前なんて、着陸率めっちゃ悪かったからね。
そんな曰く付きの山の上の青森空港から津軽平野の実家に帰る道程は下りのみだ。
人生下り坂サイコー!(©️火野正平)
しかも、青森空港はサイクリングツーリズムを推進してるので、輪行解除する場所もあるらしい。これは、飛行機もアリか!と思ったのだが、行きは良い良い帰りは怖い。童謡嘘つかない。
帰りも自走で行くすると、4.2%を1.5km上がりすぐに6.5%を1km上がる。
鬼か。6.5%1kmって。4.2%1.5kmって。
たしかに、毎回、母の車も唸りながら上っているのを思い出す。
やはり、山の上空港怖い。(母に送って貰えばいいよ)
そのうち、実家から自走で奥入瀬とかも行きたいなぁ。夢は広がる。
奥入瀬、黒森山を上るのか。えっ。無理じゃない?笑
大釈迦攻略した暁には、奥入瀬目指して、筋トレに拍車をかけていかねばなるまい。
もはや、峠のことを考えすぎて、そろそろ頭の中で、小峠が生まれそうである。どんどんツッコミを入れてくれそうだから、それはそれでアリかもしれない。
とはいえ、楽しみで仕方ないとはこのことなのだ、と思う日々である。
懸念すべきは、大釈迦峠は平野に降ってなくても雪が降ることだ。
青森市内からの来客より、大釈迦雪降ってた。という報告を受けることは冬の風物詩だ。
そんなシーズンより前に(少なくとも、実家に住まう高齢者に)ワクチンが回って、気候の良い時に帰省できることを祈るばかりである。
冬になっちゃったら、しまなみ海道でも行こうかなぁあ笑
早くワクチンぶすーっと打っちまいたいなー!
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