老眼で「老いる」ことが楽しみになった
ついに来たようです。
老眼。
薬箱の説明を見る時に、
体をのけぞってピントを合わせている自分に気付き、
「あ、私老眼だわ」
と気づいた。
「これが見えにくい世界なのか!」
というのが私の感想。
ちょっと嬉しい。
というのも、私は視力がとても良い。
43歳にして基本1.5、調子が良ければ2.0を叩き出す。
起きている間のほとんどの時間モニターを見ているのに、
視力は落ちなかった。
娘から理不尽に文句を言われるほどw
逆に見えすぎる弊害もあった。
遠くの方にあるものが私にしか見えていないことに気付かず会話が合わない。
仕事をしていてもモニター越しに人の動きが見え、離れた席の人の表情までもが目に入ってきてしまう。
視線がこっちに向いていようものなら自分のことかと気になって仕方ない。
いらない情報が目に飛び込んできてしまう。
老眼なので、上記の弊害は解消されないけれど、「見えにくい」という感覚を知ることができた。
「なるほど、これが見えにくい世界なのか、、、!」とちょっとニヤリとした。
私にとっては嬉しいことなのだ。
老いというのはネガティブに捉えられがちだけど、
老いたからこそ気付きがあり、新しいことが生み出せるとも考えられる。
若さとは違うステージで輝ける。
老いることが楽しみだ。