いつの日か雨が好きに

ちょっと数年前までは雨が嫌いで嫌いで仕方なかった。

雨だと洋服やら靴やら濡れるし、
空はどんよりしているし、
そのお陰で気分は晴れない。
なんなら低気圧で頭も痛くなるような気がする。

でも、最近はちょっと変わってきた。
雨となると、前ほどげんなりすることはない。
雨を楽しめるようになったと言った方が正確かもしれない。

なぜ楽しめるようになったのか？
恐らく理由はこの2つ。
•在宅勤務が増えて、雨の音が心地よく感じるように。
•雨上がりの草花が見せる姿がとても美しい。

環境が変わると嗜好も変わるみたい。

英語に petrichor （ペトリコー）という単語がある。これは日本語だと「雨上がりの匂い」という意味。確かに、雨上がりには何とも言葉ではうまく説明できないいい香りがある。きっとこれを読んでくれている方も「そうそう」と思うだろう（だと嬉しい）。
英語のこのpetrichorは一単語でうまく表現してくれている。
もしかしたら、英語圏の人達は雨を楽しんでいるのかもしれない。

最近、雨も多いけど家の中で雨音をBGMのように楽しみ、翌朝晴れていれば、petrichor と雨上がりの我が家の草花の様子を満喫する。コーヒもあると完璧な1日の始まりになる。

雨を楽しむ方法を知ったことで
これから毎日の1日を充実にできそうでとても得した気分。
何をどう楽しむか、何でもちょっと見方を変えたら色々変わるかも。