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Asana Together Japanコミュニティの2021年を振り返る

こんにちは。Asanaのユーザーコミュニティ、Asana Togetherの日本担当コミュニティマネージャーの長橋明子です。

この記事は、#AsanaTogetherJP Advent Calendar 2021のエントリーです。なんとトリを務めさせていただくことになりました(クリスマスだけに🐓)。

私がAsanaにコミュニティマネージャーとしてジョインしてからはや1年5ヶ月になりますが、2021年のAsana Together日本コミュニティについて振り返ってみたいと思います。

Asana Togetherコミュニティのメンバーの方や関わりのある方、またコミュニティ作りに関心のある方、それぞれの立場で「ふむふむ」と思っていただけたら幸いです。

コミュニティメンバー(アンバサダー)が、1年で5倍増!

2021年のAsanaアンバサダー数の推移

Asanaのコミュニティの特徴として、「Asanaアンバサダー」というメンバー制度があります。

Asanaを社内・社外に広めたいと考える方向けのメンバーシップ制度で、「Asanaアンバサダー」として認定された方を正式なコミュニティメンバーとして、さまざまな特典や限定イベントなどをプログラムとしてご用意しています。

今年の初めに25人だった「Asanaアンバサダー」は、今月でなんと126人になりました(2021年12月25日時点)。1年で101名増えて、なんと5倍増!もちろん数字だけが全てではないですが、「今年は友達100人できるかな」が目標だったので、これはめちゃめちゃ嬉しくありがたいです。

それだけ日本でAsanaのユーザーさんが増えているということでもありますし、またコミュニティを認知して入ってきてくださる方が増えたということでもあります。

ちなみにAsanaアンバサダーはどうすればなれるのかというと、こちらからエントリーしていただき、その後にメールでご案内する簡単なトレーニングを受けて完了すれば認定となります。基本的にどなたでも(Asanaの販売パートナーさんで販売に関わる方以外)ご参加いただけますし、ハードルは全然高くないので、もしご興味を持たれた方はぜひどうぞ。お待ちしております。

Asana主催イベントを1年で21回開催

Asanaのコミュニティでは、さまざまな種類のイベントを開催しています。

オンライン開催がもはやデフォルト設定の今、イベントを開催するのはとても簡単になっていることもあり、ひとりコミュマネ、ワンオペでもたくさんのイベントを開催することができました。

その数、数えてみたらなんと全部で21回!

  • ユーザーミートアップ 2回

  • ワークショップ 8回

  • パネルイベント 1回

  • メンバー限定ミートアップ 8回

  • 新メンバーウェルカムセッション 2回

今年始めた新メンバーのウェルカムセッションは、新しくアンバサダーに認定されたメンバーの方にコミュニティプログラムを紹介し、たくさんあるリソースをどう活用してご自身に役に立てていただくかを理解していただくイベントです。新メンバーの方のオンボーディングのために始めたものですが、いかんせん私の余裕がなく、2回しか開催できませんでした。新しいメンバーの方に活躍していただくためにも、来年はもう少し回数を増やしたいなと思っています。

メンバーさん主導のさまざまなイベントやコンテンツが生まれた

今年コミュニティで1番の成果と言いたいのがこれです。熱量が高く、志が高い、素敵なコミュニティメンバー&コミュニティに関わってくださる皆様に恵まれて、今年はとてもユニークで素晴らしいイベントやコンテンツがたくさん生まれました。ざっと挙げただけでもこれくらいありますが、これ以外にも素晴らしい取り組みがたくさんあるのです。とても紹介しきれなくて残念。

メンバー主催イベントは、1年で14件に!

  • Asanaアンバサダーさん自身に主催していただくイベントは、公開イベントや社内の勉強会、特定の層に向けた非公開イベントなどを合わせて1年で14回も開催されました。ちなみに海外のAsanaコミュニティと比較して、日本はこのメンバー主催のイベントが異常なくらいうまくいっていると言われています。私もそう思います。

  • 「Asana チーム Hacks」や「Asana個人利用のススメ」などのシリーズ、パラレルワーカー向けイベント、開発者向けイベント、社内勉強会、社内ハッカソンなどバラエティに富んだ&質の高いイベントが多数開催されました。

  • 非公開イベントの中には、「Asana for Enterprise」というエンタープライズの企業ユーザーのためののユーザー会も含まれます。これをユーザーさんと一緒に始動できたのは、私自身としても一つの大きなマイルストーンの達成となりました。

YouTubeコンテストでのAsana関連の動画

  • コミュニティメンバーを対象に、Asanaをテーマにした動画のコンテストを開催したところ、なんと期間内だけで12件も素晴らしい動画のエントリーがありました。ぜひこちらから見てみてください。

マイタスク選手権

  • 今年新しくなったAsanaの「マイタスク」機能の使い方について、選手権の形式で公募したところ、5人の方がマイタスクのユースケースを披露してくれました。

  • それぞれの発表内容については、フォーラムのこちらのスレッドをどうぞ。

クイズ&クイズ委員会

  • メンバー限定のミートアップで、毎回のようにAsanaについて詳しくなれる素晴らしいクイズを出題してくださるアンバサダーShunさん。最終的に、「クイズ委員会」としてアドベントカレンダーにも参加してくださいました。すごいAsanaの知識の宝庫・・・!

「Asanaアンバサダーに聞いてみた10の質問」noteシリーズ

  • アンバサダーのにしいさんが始めてくれた、Asanaアンバサダーを紹介するnoteのシリーズ、毎回読むたびその人の人となりや意外な一面が明らかになったり、役に立つ情報が載っていて大好きです。メンバー紹介note、これからも増えていって欲しいなと思います。

ラーニングセンターの立ち上げ

メンバー向け学習リソースハブ「ラーニングセンター」

今年に入ってから、Asanaアンバサダーの応募理由として、「Asanaについてより深く学びたい、詳しくなりたい」という声が増えてきました。

もともとAsana Togetherでは、コミュニティメンバー専用のAsanaのワークスペースを提供し、ここにさまざまな資料やリソースを掲載しているのですが、基本的にすべて英語。日本語の資料は色々な場所に分散していたり、探すのが大変だったりして、なかなか行き着けないことも多いという状況。

ということで、「ラーニングセンター」というAsanaの学習用リソースハブのようなプロジェクトを立ち上げました。そこにAsanaの日本語の資料をどんどん掲載しています。

優秀なCSMが作ってくれた素晴らしい資料なども社内にはたくさんあるので、出し惜しみせずにとにかく整理して載せる、ということをやっています(まだ途上ですが)。

Asanaのコミュニティには"Customer Education"という目的もあるので、このラーニングセンターがその一助となること、そしてコミュニティメンバーの方にとってのコミュニティの価値の一つになることを目指しています。

なぜこれだけたくさんのことを一人でやれたのか

ということで今年のAsana Together日本コミュニティでやってきたことを挙げてきましたが、改めて振り返ると、まずイベントがめちゃめちゃ多いですね(21件を自分でやり、14件のメンバー主催イベントをサポート)。その合間にアドホックな施策を何かしらやっているような感じでした。

そしてここに書いた以外にも、新メンバーの勧誘活動を行ったり、コミュニティフォーラムに投稿したり、オリジナルのノベルティグッズを作ったり、ウェルカムキットを郵送したり、メンバーミートアップの前にお菓子を調達してお送りしたりなど、日々の細かい作業が大量にあります。あと朝昼晩問わずわりとよくTwitterにいます。

日本のコミュニティ担当は私一人しかいないので、基本的にそれらの業務のすべてを自分一人で行っています。部分的に外部に委託しているところもありますが(ノベルティ制作など)、ほとんど自分の手でやっています。そしてもちろん社内のレポート業務や、来季に向けた戦略を考えプランニングするという仕事もあり、他のチームとの連携や調整、社内イベントなんかもやっていたりします。

なぜこれだけ大量のことを一人でやっていられるのかというと、一つはやはりAsanaというツールのおかげかなと思います。ある施策をやると決めたら、Asanaでプロジェクトを立てて、いつまでに何をやるかをいったん全部タスクに落として、スケジュールを決める。人に連絡したりお願いしないといけないことも、全部いったんタスクに落とす。あとは期日が迫ったタスクをその都度こなしていけば(できずに延期することも結構な頻度でありますが)、できちゃうんです。メンバーとのコラボレーションをする際にも、共通のプラットフォームであるAsanaのタスクやプロジェクトを共有し、その中でやることを整理して進めていっています。

特にプロジェクトテンプレートを活用すると、イベントなど、やることがある程度決まっているものについて「何をやるべきか」をいちいちリストアップしなくて済みますし、説明も一緒にテンプレからコピーされるのでめちゃめちゃ楽です。

コミュニティイベントのプロジェクトテンプレートの例

その結果、時として(割といつも)大量のタスクに追われることになりますが、なんだかんだで当初予定していたことの8割くらいは実現できているかなと思います。プランニングの簡単さとその実現度を限りなく高められるという点で、Asanaは私のようなマーケティング業務、プログラム的な仕事をしている人には(もちろんそれ以外の人にも!)めちゃめちゃ向いてるツールだなと実感しています。

お礼と、来年に向けて

これまでは、メンバー一人一人ときちんと向き合いながら、手作りでやっていきたいという思いがあって、ウェルカムキットに自筆でメッセージを添えたり、お菓子を一つずつ選んで包装して発送したり、という単純作業も含めてほぼ全部を自分でやってきました。単純に他にやってくれる人がいなかったということもありますが、全部のことを私が自分の手でやる必要は本来はないわけですし、今後さらにコミュニティの拡大を目指すに当たって、自分の手から放してプロセスを整備する必要を感じています。また、来年は個人的にも(業務以外で)チャレンジを予定していることもあります。

そこで、来年はスケールのためのプロセス整備に力を入れつつ、これまでと同様にメンバーの皆さんとのつながりの部分や情報提供、発信・交流をサポートする部分は変わらず専念していきたいと思っています。引き続き、マーケティングとしてのコミュニティ(=コミュニティからコンテンツを生み出し、外に広げていく)と、企業のカスタマーサクセスを支援するためのコミュニティ(=社内のチェンジマネジメントを促進)の二軸で取り組んでいきます。

Asana Together Japanコミュニティの2021年を振り返ってみましたが、改めて、自由と権限と支援を与えてくれる社内の環境や仲間と、素晴らしいメンバーの皆さんに恵まれたと思います。特に、コミュニティメンバーの皆さん一人一人の参加や貢献なしには何一つとして成しえませんでした。時にはメンバーの皆さんに壁打ち的に相談させていただきながら、Asanaのコミュニティらしい、ワクワクするアイデアを一緒に実現できたことに本当に感謝・感激です。皆さん、ありがとうございました!来年もよろしくお願いします。

ちなみにトップのアイキャッチ画像に写っているのは、今年社内でもらったBusiness Velocity Awardの記念の盾と、クリスマス仕様のイエティです。Happy Holidays!

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