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体外受精 採卵までのSTEP①~薬局の注意点
初クリニックアポが2022年12月初旬、
その後生理周期に合わせた検査を経て、
2023年1月末にドクターとの検査結果を受けた所見面談。
体外受精をすぐ決断しましたが、
「3~5月のサイクルね」と告げられ、ちょっと面喰いました。
他のクリニックの進み具合がわかりませんが、
初アポ取りに1か月ちょっと
検査に1か月ちょっと
体外受精スタートに1か月ちょっと
とそれぞれのステップごとに待ち時間があることは
年齢を重ねてくると焦りがつのるものです。
さて、体外受精が決まってからの流れはこんな感じでした。
保険についてのコンサルティング
Progynyに入っているということであっさり終わりました。体外受精全体の流れについてバーチャルミーティング
採卵日までのカレンダーとプロトコルを渡され、
飲むべきサプリや注射の指示。注射のトレーニング。
バーチャルミーティングはナースの方から、
採卵から凍結保存について、手順の説明がありました。
注射の種類や、麻酔をかけて採卵が行われること、
夫の精子の運動率が良くなかったこともあり
ZYMOTという精子の選別をする処置をすること
(これは保険適用外で300ドル)
PGT-A(出生前診断)についての説明がありました。
必要書類へのサインもこの流れで行われます。
面談はオンラインだし、書類もDocuSignですべて電子的。
日本のクリニック事情はわかりませんが、
このあたりの事務手続きはすごく効率化されていると感じます。
また、具体的な指示など日本だとお医者さんと話すような場面でも
ナースの方からお話を受けることも多く、
日米のナースの位置づけの違いも感じるところです。
バーチャルミーティングが終わった後、
注射のトレーニングのアポをとって、実際に病院で、
複数種類の注射のやり方を教わり、必要な注射を入手します。
私は、Progynyが提携している薬局Altoを利用したのですが、
オンラインでオーダーして家まで届けてくれてとても便利!
冷蔵保存の注射もたくさんの保冷剤と一緒に届き、安心です。
必要なやりとりもメッセージ機能があるので、
英語での電話だと躊躇してしまう私には助かりました。
アメリカの薬局は、薬局によって同じ薬でも値段が違うこと、
保険のin-networkかどうかも異なることが要注意ポイントです。
不妊治療で使用する注射は特殊な薬で、
クリニックがほぼ自動的にAltoを指定してきましたが、
葉酸などは、近所のスーパーにある薬局を使っていました。
あるとき、いつも葉酸は支払いがなかったのに、
料金を窓口で請求されておかしいと思ったら、
2022年末でその薬局がin-networkから外れていることがわかりました。
その時々によっても保険の状況が変わるというところも要注意です。
また、同じ薬でも薬局によって値段が違うので、
GoodRXというサイトで値段比較をすることも
in-networkかどうかとあわせて確認するといいかと思います。
ちなみに薬局の処方箋も、デジタルで、
クリニックが薬局へ直接電子的に処方箋を送ります。
日本の処方箋の紙をもらって自分で薬局に行く、
どこの薬局に行っても、お支払いも同じ、
というシステムとはだいぶ違います。
実際の採卵までの流れや注射の種類も、
次の記事でシェアしていきたいと思います。