体外受精3回目 薬の種類&量アップ
2回の体外受精でいずれも移植にまで辿り着けず。
ドクターとの面談を通じて、3回目の体外受精=まずは採卵へと
臨むことにしました。
1回目と2回目のレビュー
まず、2回目の採卵で7個の卵子が取れたのですが、
超音波検査で卵胞は17個見えており、7個の卵子という結果には
クリニック側も落胆した、という事実でした。
とはいえ、1回目の時は胚に育たなかったのが、
2回目は薬もよく反応して胚に育ったものの、
グレードがCマイナスだったため、
着床前診断の検査の要件(BまたはC)に到達せず、
移植に進めませんでした。
考えられる要因として、子宮内膜症の患者の場合、
特に卵巣に腫瘍があるといい卵子が育たない可能性があるそうです。
初回の超音波検査で左の卵巣に影があるのは確認しているが、
妊娠を望むなら手術は適さないので、この症状があると仮定して、
3回目に臨むのが良いだろう、となりました。
子宮内膜症の可能性
実は、不妊治療クリニックと並行して、
年1回の定期検診で鼠蹊部のしこりについて相談していました。
普段は気にならないけども、生理のタイミングで腫れて痛む、
特に2回目の採卵時は腫れて歩くのもかなり痛かったので、
相談したところ、超音波検査とMRIを受け、
珍しい部位だけども子宮内膜症の恐れがある、とのことでした。
この事実を不妊治療ドクターに告げたことも、
上記のような推論になりました。
この超音波検査とMRIでも、左の卵巣に嚢胞が認められる、
というリポートがありました。
新しいカレンダーとさらに増えた薬たち
子宮内膜症対策として、レトロゾールの服用から始まりました。
途中、テストステロン(男性ホルモン)も処方され、
正直、「夫への処方薬ですか?」と聞いたほど、
なぜ私に処方されているかわからなかったのですが、
どうやら不妊治療で女性にも使うケースがあるようですね。
11月22日 レトロゾール服用開始 〜12月24日まで
12月21日 テストステロン開始→ジェルを塗る 〜1月10日まで
12月25日 Nuvaring(避妊リング)
1月2日 Zomacton(成長ホルモン)開始
1月7日 Nuvaring外す&超音波検査と血液検査
1月10日 生理開始→Day1
1月11日 (Day2) Gonal F(排卵促進)、Menopur(卵胞発育) 投与開始
Gonal Fは朝300IU&夜300IU、Menopurは夜に1vial
1月15日 (Day6) 超音波検査と血液検査
Gonal Fは朝300IU&夜150IUへ減薬、Menopurは夜に1vial(変わらず)
Cetrotide(早期排卵防止)投与開始
1月17日 (Day8) 超音波検査と血液検査
1月19日 (Day10) 超音波検査と血液検査
OmnitropeとMenopurはこの日まで
1月20日 (Day11) 超音波検査と血液検査
23:30 Lupron 80IUを投与 その後Gonal Fを投与
Ovidrel2本は処方されていたものの、使用しない、という判断へ
1月21日 (Day12) 11:30 Lupron 80IU投与 & 血液検査
3:30~食べ物禁止 6:30~水も禁止
11月5日 (Day14) 10:30 クリニックへ ~採卵
レトロゾール服用期間
服用2日目、生理が終わったばかりなのに
出血(鮮血)し、狼狽しました。
spottingがあるかも、というのは聞いていたのですが、
私のイメージでspotting=量少ないだろう
という先入観がありびっくり!してしまいました。
ナースに連絡すると、よくあることだから、
ということで冷静に応対されました。
その後、通常の生理期間(4~5日)で出血は止まったのですが、
服用してちょうど1ヶ月後の12月22日に
同じような鮮血の出血がありました。
2回目はクリニックには連絡せず
自分で冷静に対処しましたが、
日本の不妊治療クリニックの情報を検索しても
レトロゾールをこれだけ長期間服用するケースは少ないみたいで、
情報収集あまりできませんでした。
ただ、このレトロゾールのおかげか、
前回のように右鼠蹊部の子宮内膜症疑いのしこりは
そこまで腫れずに、ウォーキングが億劫になることはありませんでした。
次回は、成長ホルモンの入手に一苦労したお話を…と思います。