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宮本某は、ロマンス詐欺師だったのだ。始めは大金持ちをアピールするが、そのうちこっちに「貸して」と言ってくる。だけど、奴はあまりにも大きな額を得ていると自慢してしまったから、「貸してあげたい」とは全然思わないのだ。

東急歌舞伎町タワーにあるイタリアンレストランの経営者との自己紹介。私はそれを信じかけたが、「公式サイトが見たい」と言った時、奴が紹介して来たのは何と、「食べログ」の当該ページ。でも、そこにホームページの在りかが記されていて、私は正しい公式サイトに行けた。

私は彼を責めた。何故そんな事をするのか。オープニングのお祝い? 去年の4月って書いてるけど? 彼の嘘をどんどん潰していく。彼は、下手くそな日本語で一生懸命会話をエロい事に向かわせようとしていた。LINEやろうよ、エッチな話をしようよという心の声が聞こえる。

私は100%お断りだった。仮に本当にレストランの経営者だとしても、こいつには会いになんか行かない。何故騙すのか? 嘘つきって依存症にでもなるのか? 成功体験(テレフォンセックスに持ち込む)のせいか? 分からない。それは私が正直者だからだ。嘘をつく必要が無いくらい幸せなのだ。

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