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カナダ生活 新Chapterへ

自分でもnoteをやってる事を忘れてました。お久しぶりです。
転機があったので残しておこうと思います。
(これはクリスマスイブに1人breweryでビールを嗜みながら書いたものに後日追記したものです。乱文ご容赦ください。)

2021年9月から半年間バンクーバーで語学留学をし、その後2023年1月からLangara CollegeのWMDDというコースでアプリデザインを学びました。卒業後はUX/UIデザイナーとして現地就職を目指しながら、2021年から継続していた日本のカスタマーサービスのアルバイトと、2024年10月から始めたフリーランスUXデザイナーの仕事をして8ヶ月ほど食い繋いでいました。

そしてこの度、2025年から他州へ移動し、飲食店でマネージャーの仕事に就くことに決めました。

仕事が決まった感想

「あーやっとカナダドルが稼げる」笑
4月にカレッジを卒業してから、いや、正確には2024年に入った頃からぼちぼち就活をしていたので、約1年間リジェクションを受け続けていました。
よろしくお願いします、と言われ受け入れてもらえるということは、望む職種じゃなくても嬉しいものだなというのが正直な感想でした。

ここに至るまでの就活

2024年に入ってからは前述したようにUX/UIデザイナーとして現地企業にアプライしていました。
合計で200+のアプリケーション、6件で書類通過しましたが、内3件はrequirementsを満たさない、採用活動中止などを理由に面接前にreject、1件は無給インターンであることがわかったため辞退しました。残り2件のうち1件は電話面接に、1件はデザインチャレンジに進みましたがいずれもrejectされました。そもそものアプリケーション数が少ないので、妥当な結果だと思います。
加えて、ほぼ毎週デザイナーやテックコミュニティーのイベントに参加して人脈作りにも努め、顔馴染みもできました。とあるスタートアップのファウンダーの方からは「うちの会社でデザイナーをやってほしい」という言葉ももらいましたが、資金面で難しく、実現することはありませんでした。その後他のファウンダーに繋げてくれるという話ももらいましたが、それも叶いませんでした。

同時に、8月後半からは日本のデザイナー職を探し始めており、9月半ばに内定をいただき、10月から稼働し始めました。
この時に感じたのは、「日本でデザイナーとして就職する方が断然簡単」でした(殴られろ)。この言い方は本当に失礼だし誰かにビンタされろなのですが、現地就活を始めて8ヶ月経つまでは書類通過連絡の一つもなかったので、1ヶ月で仕事が決まる世界線は信じがたかったです。同時に、「今までデザイナーになるために学んだことには価値がある」と言ってもらえた瞬間でもあったので、それが何より嬉しかったです。ちなみに私はデザイナー未経験、2021年からCourseraでUXデザインを学び、Langaraへ入学したので、3年越しのデザイナー就職。こちらも正直喜びよりも「ようやく実になった」感が強かったです。

なぜ他業種へ

ここまで書いて、デザイナーとしての第一歩を踏み出したのに、なぜ他業種に就くのかお話ししたいと思います。

簡単に言うと「可能な限りPRに近づく選択をしたい」と思ったからです。

カレッジ卒業後3年間のPGWPが出ました。今のまま日本の仕事をしながら、現地就職を目指して生き延びることは可能ですが、それが自分の幸せか?と何度も自問しました。自分が日本での安定したキャリアや収入を捨て、多額の授業料と生活費をこの国にぶっ込み、老いる親の面倒を放棄し、行かないでという祖母を振り切ってまで来た場所でやりたかったことはこれか?と。(感傷的すぎw)

もちろん、昨今のPR取得に厳しさは承知の上ですが、今、できることに全力を尽くさなかったら今後の人生でずっと後悔するような気がしました。このままデザイナーとして現地就職できる未来はほとんど見えなかったので、一旦こちらでカナダ国内での就労経験を積みます。

気持ちが続けばデザイナー就活を再開すればいいし、最終的にPRが取れなくても日本に帰ってデザイナー就職に再挑戦すればいいじゃないの、と自分に言い聞かせ、この3年は「PRに近づく選択」をしてみようと思います。
カナダでデザイナーになることへのこだわりは、もう正直あまりありません。日本からいただくフリーランスのお仕事で満足しています。会社に所属してデザイナーとして仕事をしてみないとわからないことがたくさんあるとは思いますが、「まあ、またそれはいつか…」くらいのモチベーションになってしまっているので、一旦休憩です。

なぜPRがほしいのか?

正直わかりません。笑
日本でも幸せでしたし、ありがたいことに困ったこともなかったです。ただ、とにかく退屈でした。全く富豪ではないですが、欲が少ない人間なので、時間もお金も十分にあると、何しても楽しくないのです。食べたいものもない、行きたいところもない、一生ベッドに横たわってYouTube観たい。これが日本にいる時のわたしのデフォで、時間とエネルギーを無駄にしている気がしていたので、刺激がほしくてカナダに来ました。

カナダ生活は自分に合っていると思います。
消費に追われないし、周りからの目を気にしないのでストレスを感じにくいです。また、少し頑張らないとあらゆるものが手に入らないところも、私にとっては面白いと思えるポイントです。安住の地かと言われれば違う気もしますが、しばらくはこの国で暮らしたいなぁとは思っています。

現状は

飲食業はやはりとても大変です。
立ち仕事で時間に追われるので身体的な疲労ももちろんありますし、マネージャーは監督しなければいけない範囲が多いので、精神的にも疲れます。

ただ、今のところは楽しめています。学生時代は部活のキャプテンになりがちでしたし、カレッジでもプロマネを2プロジェクト経験させてもらったこともあり、全体を見る仕事は好きなのかもしれません。
怒涛の日々を楽しみながら生きている実感を得ています。

数ヶ月後、根を上げて逃げ帰っているかもしれませんが、それはそれでいいことにしています。笑

以上、まとまりなく書きましたがご報告でした。

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Akiko.K
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