入社1ヶ月の私が人生初のサーベイプレスリリースを成功させられた理由
bizhike でハンズオン支援をやっている浅井です!2021年9月に入社したばかりの新米社員です。
私が入社してはじめて取り組んだのが、「bizhikeの認知拡大を目的としたサーベイプレスリリース」。今まで事業提携のリリース等は書いたことがあったものの、実際に調査を行ってプレスリリースを出すというのは未経験でした。正直「なんもわからん!」と手探りで進めていました。
それでもなんとか入社から約1ヶ月後にリリースを発表!
チームリーダーの山本さんにも「顧客の課題に迫るいい内容だった!(意訳)」と言っていただけました。
そこでこのnoteで、私が初めてのサーベイプレスリリースでどんなことに悩み、どうやってリリースを完成させられたのかを発信しようと思います。これからサーベイプレスリリースに取り組む方や、今まさに取り組んでいて困っている方にとって少しでも参考になれば幸いです。
「サービスのウリが分からない」問題
新卒の頃、(サーベイプレスリリースに限らず)何事も企画段階がいちばん大事だと教わりました。
・何のためにリリースを出すの?
・誰に向けたものなの?
・その人にどうして欲しいの?
・そのためにどうするの?
上記を言語化するのが大事だよ、と。めちゃくちゃありがたい教えです。
今回これを考える中でまずぶち当たった壁が「自社サービスのウリって何だ」問題でした。もう少し細かく分けると、「お客さんがどんなひとなのか」「他社との差別化ポイントはどこなのか」です。正直入社したばかりでお客さんと直接話したこともなく、どんな課題を持った・誰に向けて・何を伝えればいいのか分からなかったんです。
共感マップでお客さんについて理解する
「ウリは何だ」問題を解決するため、普段お客さんと直接話しているメンバー数名にお願いしてヒアリングを実施。その後チームリーダーの山本さんにアドバイスをいただき、bizhikeのお客さんの「共感マップ」を作成しました!実際にbizhikeがお客さんの支援を行う際も、最初に共感マップ等を作成することが多いそうです。(社内にこういうノウハウがちゃんと溜まっているのが最高だと思います)
▼実際に作成した共感マップ
▼共感マップとは?
お客さんの視点で普段見ているものや考えていることなどを具体的に書き出し整理することで、ニーズを浮き彫りにするフレームワーク
ヒアリングして「なるほどな〜」と思うだけでなく自分の言葉でまとめ直すことで、自分の中でのお客さんの解像度が上がりました。
最初にリリース内容を具体的に決めちゃう
お客さんがどういう人かを自分なりに理解し、同時にbizhikeが得意とする支援領域についてもヒアリングした結果、今回は「ウェビナー運営で困っている担当者」の方に向けてリリースを書くことに決まりました。
じゃあウェビナー担当者の方に向けてアンケート調査をしよう!と思ったんですが、アンケートの質問をイチから考えるのってとても難しいんですよね。そんなとき下記のアドバイスをいただきました。
・最初に打ち出したいリリースのタイトルを決める!
・訴求につながるストーリーを決める!
・ストーリーをもとに調査結果の仮説をたてる!「利用している人は約80%」など具体的な数値まで描く。
具体的な数値まで想像してみるというのは目から鱗でした!アドバイスをもとにエイヤッとストーリーを仮置きしてみたのが下記。
ここから、各項目に沿うように質問設計を行いました。実際にアンケート調査をしてみてこの方法の真価が分かったのですが、無駄な質問がぜんぜんない。この仮説からは少しずれたアンケート結果になりましたが、それも含めてちゃんと全部の質問がリリースに活かせるようになるんです。アンケート調査はお金もかかるため、なるべく無駄を省くというのはとても大切です。
見た目は大事
何とかリリースの本文を作成させ、さて発表だと思ったとき。ふと他社やbizhikeが支援した過去のプレスリリースを見て、「見た目が私の作ったものと全然違う!」ということに気づきました。
なんかダサいし、なんか惹かれない。。
そこでチームの方にヘルプを出し、Canvaでのいい感じの画像の作り方を教えていただきました!作ったのが下の画像です。
なんで今までCanva食わず嫌いしてたんだろう。「パッと見で内容が伝わる」ことを目標に、下記のポイントを改善しました。
・情報に優先度をつけ、文字の濃さや大きさに差をつける
・情報が読み取りやすいよう文字・グラフの色と背景色を調整
・遠目で見ても文字が読みやすいよう文字と行の間隔を調整
どれも細かいポイントですが、どうですかね。。少しはマシになったんじゃないでしょうか?
リリースの発表をゴールにしない
ここからは今後改善したいポイントです。
今回のプレスリリースでは「困っているウェビナー担当者の方に向けたお役立ち資料」も同時に公開しました。本当は、読み手の課題解決に繋がるこの資料を見てほしいと思っていたんです。
ただ、この資料のダウンロードが思ったより伸びなかった。。社内で相談したところ、すぐに先輩方からたくさんのアドバイスをいただきました。
これまでマーケティングの支援をたくさん行ってきた皆さんだから、こういったノウハウがぽんぽん出てくるのがすごいなと感じました。早速アドバイスを活かして次の打ち手を少しずつ実行しています。
まとめ
このように、社内に蓄積されたナレッジと経験豊富な皆さんのサポートのおかげで、初めてのサーベイプレスリリースを1ヶ月で発表することができました。
まとめると、とにかくどの段階でも企画がすべてということ。「何となくこんな感じ」で進めず、目的や伝えたいこと、手段が具体的にイメージできるようあの手この手で情報を集めましょう。
そして、先人の功績をとにかく見て、頼って、取り入れるのが大切だということ。自分の取り組んでいることに完全に一致しなくても、細分化してみると同じことに取り組んできた事例がたくさん見つかります。
ここまで読んでくださりありがとうございました!
下記noteでは過去にbizhikeでウェビナー支援を行った事例とそのノウハウがまとまっているのでおすすめです。
このようにbizhikeには経験豊富な方々がたくさんいて、企業のマーケティングの支援を行っています。マーケティング施策でお悩みの方はぜひお気軽にご連絡ください!