高裁にて逆転有罪。
逆転有罪という結果。
今日(9/16)私は人生で生きてきて日本という国がどれだけ腐っているのかを目の前で知ることとなった。
この結果を聞き、最後まで判決文を聞いたが、悔しさと憤りしかない、そして納得のいかない結果となった。
私が言いたいのはいったい一審で1年もの時間をかけて行われた審議はなんだったのか。
日本では一審で検察に控訴されて高裁にて裁判行われた結果の7割は有罪判決となる。それが一審無罪だとしてもである。
また、私は裁判制度に興味がなく知らなかったが高裁で最高裁へ上告したとしても出廷もなければ、紙だけのやりとり。
判決も紙1枚が送られてくるということを知っていましたか?
多くの人は最後まできちんと裁判が開かれていると思うのが普通なんじゃないのかなぁ。
結局ここで抑えてほしいのが三審制の意味がない。これなら、しっかり一審で審議を行いでた結果の意味はなんなのか?
二審で上告して最高裁まで持っていってもほぼ結果は同じ。はて?これって最高裁がある意味あります?
さて、去年の無罪判決から1年後の判決結果。
この事件に関して多くの人が一審で出廷してくれた。そしてこの裁判自体かなり時間をかけて、一審の結果は無罪だった。
無罪自体がかなりレアであり、ありえないことだった。
しかし、この結果は妥当だと裁判を聞いている人はみんなそう思ったことだろう。
この一審判決は時間を割いて、裁判長はじめ裁判官3人の方々が事件を理解しようと最後まで一生懸命審議してくれたものである。
前代未聞の約8回の審議。
今回1年前に出た結果の内容は今回全く反映されなかった。
みんなが出廷して話した内容、最後提出したビデオ判定の内容、採用されるどころか・・・推測だけどこの裁判官や裁判長は最初の調書だけを見て判断してる内容にしか見えない。
まず、経営者が月1で経理から経営状態や資金繰りの状況を把握するのは当たり前のこと。それがよくないとのこと。それって結審に意味ある?
完成工事にて売上が上がるのに、この工事がその期の売上計上できるというちんぷんかんぷんな証言。うちが5月決算なのに4月に取った工事が計上できるか!
未完成工事は計上できないのにね。(←こういう基本的なことも知らない)
もうさ、とりあえずもう一度学びなおしてほしい。まじでこの人たちの人間性を疑った瞬間に立ち会えた。
みんながすごく頑張って戦ってきた時間を返してほしい。
結局、二審は最初から結果は決まっていた。
無罪を出すのは絶対に嫌だということ。自分たちの地位や名誉を守るための。
判決文はかなりむちゃくちゃ+とりあえずつまんだ感じ。
それで納得いくかい。でもこのやるせない思いはどこにもぶつけられない。裁判官たちに最後に一言さえ言えない。
こんな納得のいかない裁判を日本はずっと開き続けている。
こんな面子のかかった裁判のために時間や費用を費やすって・・・無駄すぎる。最低極まりない。
わたしは今回裁判後の記者会見にださせてもらった。
今回の裁判で私が感じたことや、伝えたいことを素直に表現させてもらった。
これが何に反映されるってことはない。だけどね、知ってほしいことがある。
日本の裁判制度って本当に最悪で劣悪だということ。そしていち国民には力がないということ。
日本に住んでいる以上、私達はこれに従って生きないといけない。
もしかしたら犯罪者は警察や検察、裁判所に作り出されているのかもしれない。
以前にも書いたように、この国で信頼できるのは家族や自分自身だけ。
今日まで、地元の方、社員さん、支えてくれている人全ての力を借りてきた。
結果がこうなってしまったことは残念でしかないし悔しい。
どうしようもないやりどころのない気持ちをどうしていいかわからない。
人質司法のことも、この裁判のあり方もぜーーーーーーーーーーーんぶ許せない!
この気持ちどこにぶつけていいのーーーーーーー。
今日は冷めないうちにこの気持ちを書きたかった。
泣いてる場合でもないし、下むいている場合でもない。
父も私も会社も前を向いて歩いていかなければいけない。
本当に決断した。私は前を向いて頑張っていく、そしていつか見返してやりたい。どんなかたちでも。
本当は今日無罪を得ることができれば私は父を苦しめた人たちに謝らせたかった。
悔しい日は今日まで。明日からはまた前を向いて生きる。
覚えておいてください。
明日は我が身。
私は許さない。