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セカンドカーブを立ち上げる


「ハーフタイム」

今日は人生100年時代と言われている。

定年退職を60才とすると死ぬまでに40年間もあり、
老後に暇を持て余すには長すぎる。

その時期をどう有意義に過ごすかということが
我々にとっては重要になるのではと考えられる。

先日発売されたボブ・ビューフォード著の
「ハーフタイム」(邦訳版)をご存じだろうか。

キリスト教的考え方に馴染みが薄く
若干読みにくいと感じる部分はあるが、

人生の前半戦からハーフタイムを経て
後半に向かう際、
(書籍では成功→ハーフタイム→意義とされている)

ハーフタイムをどう過ごすかということである。


セカンドカーブ / セカンドキャリア

以下のイメージ図のように
幼年、青年を経て社会人となり
様々な経験を経て、中年から老齢期を迎える。
これがファーストカーブである。

これまでは、引退に向けて下降していく
ファーストカーブ1本でも良かったと考えられる。

しかし、人生が長く続く現代では
2本目のカーブ、いわゆるセカンドカーブを
立ち上げ、第2のピークを作ることが
人生を豊かに過ごすための秘訣ではないか。

そして、セカンドカーブの立ち上げは
第1のカーブが下降し始める前に着手するのが良く、
下降した後では遅いと言っている。

常に成長し続ける秘訣は、
第一のシグモイド・カーブが失速する前に、
新たなもう一つのカーブを立ち上げることである。

ボブ・ビューフォード著 ハーフタイム

理想を言えば、人生はカーブの重なり合いで
あるべきだ。

ボブ・ビューフォード著 ハーフタイム

「いつか」は来ないもののようですね。
先延ばしにする方便に過ぎない。
「いつか」はいつも「ない」のです

ボブ・ビューフォード著 ハーフタイム

最後の引用は耳の痛い言葉である。


セカンドカーブを立ち上げるためには

私にとってはちょうどハーフタイムを
迎えている時期と言える。

このまま会社員として働き続け、
定年を迎えるだけでいいのかと考えてはいた。

また、お金や健康、社会・経済情勢、
高齢期における人との関わりなど
不確実なことに対する不安や恐れもある。

しかし、これまでを振り返り、何が出来るか、
何がしたいのかを考え、新しいことを始める
という作業は大変なことであり、
コンフォートゾーンを抜け出すには
エネルギーがいる。

著者が言うように、「いつか」始めようの
「いつか」はとてもハードルが高い。


そんな中でも、意を決して
少しずつ新しい活動を始めたところである。

それには友人やコミュニティーの仲間、
コーチ(コーチングを受けている)の
後押しがあるからに他ならない。

1人では行動に移せなかったであろうと思う。


まだ始めたばかりだが、これまでの経験を生かし
コーチングやカウンセリングを通して
皆様のお役に立てればと考えている。






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