紹介してくれたパートナー名を自動でセミナー申し込みフォームに格納してみる
パートナーさんがセミナーを紹介してくれた場合、自動でセミナー申し込みフォームに紹介パートナー名が入る仕組みを作ってみました。
ある程度kViewerとフォームブリッジがわかる方向けに、基本的なところは省略しています。
使っているのは下記となります。
・kintone スタンダードコース
・フォームブリッジ プレミアムコース
・kViewer
・クローバPAGE ビジネスプラン(セミナーページ) ※jsが書けるページならほかでもOK
できること
通常のセミナーページはこのようなURLです。
https://testttt.qloba.com/
パートナーさんには、それぞれ「?pcode=〇〇」のようなパラメータ付きのURLで、ご紹介いただくようにします。
https://testttt.qloba.com/?pcode=toyokumo
パラメータ付きURLから申し込みボタンを押すと、このように紹介パートナー名が自動で格納されます。
やっていることは以下の3つの組み合わせです。
・セミナーページのURLに付けたパラメータを、リンク先のフォームブリッジページURLに渡す
・フォームブリッジのURLパラメータによってフィールドにデータを自動格納する(ご参考)
・フォームブリッジのkViewerルックアップ機能を使って、マスタからデータを引用する(ご参考)
設定方法は以下の通りです。
1.セミナーページへJSを設定する
セミナーページ(jsが使えるもの)に、下記のjsをアップロードします。
このjsによって、セミナーページのURLに付与したパラメータを、リンク先のフォームブリッジURLに渡しています。
(function() {
var anchorList = document.getElementsByTagName("a");
var targetURL = "https://form.kintoneapp.com/";
for (var i = 0; i < anchorList.length; i++){
if(anchorList[i].href.startsWith(targetURL)){
anchorList[i].href += location.search;
}
}
})();
※こちらを参考にさせていただきました
2.パートナーコード一覧アプリを作成し、kViewerの外部公開APIに設定する
パラメータ(toyokumoやjoyzoなど)に応じて表示させるパートナー名のマスタを作成します。
①kintoneでパートナーコード一覧アプリを作成します
②このアプリをkViewerの外部公開APIとして設定します
3.申し込みフォームを作成し、kViewerルックアップ連携を行う
フォームブリッジURLに付与されたパラメータによって、kViewerルックアップフィールドにデータを自動格納し、
マスタデータからパートナー社名をルックアップで引用する設定をします。
①kintoneでお申込みアプリを作成します
②お申込み用フォームブリッジを作成し、kViewerルックアップ連携をします
kViewerルックアップ連携について詳細はトヨクモさんのWebサイトをご確認ください
kViewerルックアップフィールドを作成し、「表示しない」設定にします。
このとき、kViewerルックアップフィールドのフィールドコードは、URLのパラメータに付与する「?△△=〇〇」の△△部分と一致させる必要があります。
以上です!