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高い卵と安い卵:妊活をすすめるために



高い卵と安い卵

·どちらも卵、としては完成形。人でも完成形

妊活で知った卵の質問題

妊活でぶつかる壁は2つにわかれます。1つは気の滞り、2つめは身体の質です。


・気の滞り問題

気の滞り問題は、「泣きはらしたら妊娠」とか、「ストレス解消で妊娠」など、気血の巡りの問題なので、鍼灸などを受け身に受けても気滞の解消ができると、スルッと妊娠につながるパターンです。案外根深く引っかかる場合もありますが、鍼灸をサクッと受けてサクッと妊娠はよくありますねえ(^^)


・身体の質問題

身体の質問題は、妊活をして、体外受精などで卵を取り出したときに「卵の質が悪い」との指摘から気がつく問題です。この「卵の質」の壁に当たった場合は、「卵の質の改善」が求められ、それはすなわち、身体そのものの質の改善を求められています。ご自身の身体の質、ありようそのものを変えるわけですから、これはまさに、「安い卵から高い卵になる」ということを意味しています。


・安い卵と高い卵は何が違うのか

安い卵でも、高い卵でも卵であり、卵として一つの場を形成し、全体とすれば何か大きな違いがあるわけではありません。栄養価も安い卵であっても充分に卵としての価値は持っています。

しかしながら、手に持ったときに殻の質感が違ったり、割って卵の黄身の盛り上がりを見たときプリッんと弾力性があるのはお高い卵でしょう。人間で言えば肌の質感があり身体の組成に弾力性がある若さにもつながる頼もしさがあるということです。

妊活で、もしあなたが「卵の質」というポイントで壁にぶつかっているのならば、ただ体外受精をくりかえしたり、受け身でなにかをするのではなく、「貴方に必要なことはなんなのか」というポイントを押さえ、やるべきことをやる必要があります。

あなたの妊活を前に進めるために
妊活は、単なる気の滞りのレベルでも、卵の質に係わるレベルでも、「妊娠しない」という事実は同じで、なかなかご自身での解決が難しく、またある程度の試行錯誤、時間の経過が必要なところもあります。
基本的な問題を押さえ、基本的な努力をしても妊娠しない場合は今後のプロセスなどを1度相談してみるのがとても有効だと思います。
時間と労力を無駄にせず、しっかりと前に進む。これが妊活での大きなポイントです。

不妊カウンセリングをして、課題を分析し、統合し、あなたの進む道を明確にする。とっても大切なことだと思います。

私はもともと、あまり押し売りのように、「よい」と思うことを勧めることそのものに抵抗がありました。なんかなーっていう感じです。でも、何人もの方に、本当に多くの方に「もっと早くわかっていれば・・・」というコメントを頂きました。妊活は時間との戦いであり、時間は元に戻せないのです。特に30代半ばから40代にかけての妊活は「何をすべきか、どう進めるべきか」はとても大切。
一緒に考えていきましょう。

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