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13歳からの具体と抽象 読書会メモ

13歳からの具体と抽象 読書会をしました。


読書会メモ

いま、ネットを見ると『言語化』っていうキーワードは流行ですね。

考えるということが、どういうプロセスをとるのか。
これは具体的なことから、抽象化され、また具体に落ちていくという繰り返しによって、1を聞いて10を知る道になるという話しです。

リンゴ、桃、パイナップル、柿、たくさんの個別のモノがある。
それぞれを語ると、厖大な情報量
リンゴは皮が赤くて、北国ででき、サクサクとしてる
桃は、あった高い国ででき、皮にちょっと棘があり、果肉が柔らかい・・

沢山の情報がでてきます。
これを『果物』という抽象度を上げた言葉でくくることで、果物という概念で考えることが出来ます。

そしてこの果物という概念を考えてから、個別のリンゴ、桃に降りていき、
産地というカテゴリーでくくって考えを進めたり、木になるのか草花からとれるのかというカテゴリーでくくって具体で考える。

この考え続けることが、理解が深まっていくプロセスなのですね。
考えるときに、具体と抽象を意識することが大切なようです。
(と、書いていて、ここはまだ、米山には理解が足りませぬ(^^ゞ)


比喩(たとえ)への理解



比喩という抽象化


スピーカーのTさんが、以前講義で、山の図を用いた帰納と演繹の理解ができなかったという話しをされました。

そこで、言語に詳しいKさんが ”それは『比喩』だから、理解出来なくても根本の理解ができなということではなく、比喩がピンとこなかっただけだよ” という説明をして下さいました。

山の図が理解出来なかったメンバーにとって、Kさんが出してくださった『比喩』という言葉こそ、『抽象』であり、『一般化』された言葉であると気がつきました。

山の図は『具体』

私達は、『理解』をしたかったんだけど、この図の『具体』は私達が理解出来なかった。

その理解出来なかった理由を、『比喩』という一般化された抽象の言葉でKさんが解き明かしてくれたから、分からない理由が理解出来ました。
なんだ!そうなのか!と理解出来たわけです。

なんで、具体と抽象が必要なのか。

なんで、具体と抽象が必要なのか。
Kさんは具体と抽象を個別と一般化に置き換えるのだよという教えもくださいました。

言葉では理解出来ていたような気がしていたのですが、この理解出来ない山の図(具体)と、比喩という言葉(抽象)は、まさに目からウロコであり、『比喩』という抽象化された言葉に置き換えられることこそ、言語の理解なんだなあああと深く感動したのでした。

そう、だから具体と抽象、個別と一般化が必要なのです。
理解のためなんですよね。

たぶん、教えてくださったKさんにとっては、
『なにいってんの?あたりまえじゃん』ってな事だと思おうのですが、
そのあたりまえを知らない、理解出来ない我々には、Kさんの言葉が、
夜の海を照らす灯台の灯りのように感じました。

って、またわかりにくい例え(比喩)を使って混乱させてますね(^^ゞ私。



13歳から鍛える具体と抽象


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