もう1人の私
私の大好き斎藤ひとりさんが脳の話を良くしてくれるのです。
今日は少しご紹介しますね♡
はい、一人さんです。
あなたは、心臓を自分で動かしていると思う? そんな意識ないよな。
さっき食べた物を、消化しようって意識してる? しないよね。
なにが言いたいかっていうとね、それを全部、自動でやってくれているのが脳なんだよ。
脳って、完璧なんだよ。あなたの命を守るために、24時間働いてるの。
だから、あなたに危険なことはさせたくないんだよ。本当は、じっとしていてほしい。でも、じっとしてたら、ごはんを食べられないよね。
そこで仕方なく、活動していらっしゃいって送り出すけど、いつもあなたを守るために危機回避をシミュレーションしているんだね。
大昔、私たちの先祖がまだ洞穴に住んでいたころは、外に出て、自分でエサを獲らないといけなかったの。だから、ちょっとでもガサッて物音がすると、「敵じゃないか?」って、いつも気を張ってたんだよ。
そこで、逃げ出したときに滑らないように、緊張すると手足に汗をかくようになったの。
脳は、いつも最悪なパターンを想定して、あらゆることを心配してないと、命を守れなかったんだよ。
ついつい、「こうなったら、いやだなあ」って、考えることないかい?
それは、原始時代からのクセがいまも残ってるってことなんだよ。
脳がずーっと心配して、危険を予測するクセだね。
でね、あなたの中には、いつもこの〝脳〞っていう「もう1人」がいるの。
ちょっとここで、「私は、大金持ちになりました」って声に出して言ってみてくれるかな。
言った瞬間、「大金持ちじゃないよな」って声が聞こえなかった? それを言ったのが脳だよ。
この「もう1人いるな」って気づくのが第1段階。
心配事がどこまでも、ずーっと続いてしまうのは、脳の仕業だってことを気づいていないからなんだね。
「脳が騒いでるな」って気づくたびに、その作業を止めさせるのが第2段階。
もう1人の自分をやっつけるんだよ。
信ちゃんも、出会ったばかりのときは、もう1人の自分に苦戦してたの。
「『私は大金持ちになりました』って言った途端に脳がツッコミ入れてくるんですけど」って(笑)。
心配が始まったら、思いつく限りの心配事を、紙に書き出してみるといいよ。
それを1週間後に見直してごらん。どれか、1個でも本当になったかい? 大丈夫、ならないんだよ。「ならなかったよ、よかったね」って、脳に言ってやろう。
人ってね、そうやって起きもしないことを想像して、じっとり手足に汗かいてんだよね。だから、脳が騒ぎ出したら、「実現しないよ」って、何度も何度も言い聞かせるんだよ。もう1人のあなたとの根比べだね。
「私」って言葉には、ものすごい肯定のパワーがあるの。でも、肯定の力が強力な分、脳も全力で否定してくるんだ。
だから、まだ言い慣れないうちは、「私」って言葉は使っちゃダメだよ。
「豊か、豊か、豊か」って、それだけ言ってみよう。この言い方だと、脳が拒絶反応を起こさないんだね。
これがね、「私は豊か」って言うと、脳が「通帳の残高、5桁しかないよ」とか、いろんなデータを引っ張り出してくるの。脳はあなたの過去のデータをいっぱい持ってるんだよ(笑)。
それでも、めげずに「豊か」「幸せ」「ツイてる」って新しいデータを打ち込むの。言い慣れてきたら、「私は」ってつけて、打ち込んでごらん。
そうすると、脳は最終的に諦めて、あなたを認めるよ。
「いろいろ言ってきたけど、こういうデータもあるんだよね」って、肯定するデータを小出しにしてくるようになる。
それでも、油断すると、また脳は否定的なことを言いたがるの。心配するのが自分の仕事だと思っているからね。
「私には、豊かな幸せの花が咲く」
いいかい、脳がいろんなこと言ってきたら、この言葉を何度も繰り返して、「まいった、その通りだね」って言わせよう。
(斎藤一人)
斎藤 一人 (さいとう ひとり)
ひとりさんが脳はすぐ怠けるから…おかしいって言うと良いって言ってたから私も良くおかしいといいます。
弟と妹より長く生きてるのに、この私がお金もってないとおかしい…
言い続けると脳は潜在意識でいっぱいになり
脳が違う方で働きだすのです。
もし…彼が居ない人がいたら言って見てください。
こんなに可愛い私に彼が居ないのはおかしいって