全銀システム復旧のめどたたずコボラー総動員中
なんと、COBOLがXでトレンドワードに。
昨日から引き続き全銀システムがダウンしたままで復旧のめどたたっていない様です。昨日の様子は下記のNoteにまとめたので合わせてご覧ください↓
コボラー総動員中
COBOL(Common Business-Oriented Language)プログラマの人口に関しては、ある情報によれば全世界で約300万人とされていて、日本国内ではその2~3割がCOBOLプログラマであると言われています。COBOLは主に金融業界で広く利用されてきた言語で、古いシステムの維持やアップデートが必要な場合にはまだ重要な役割を果たしています。
しかし、企業の情報処理システムが現代的なERP(Enterprise Resource Planning)、CRM(Customer Relationship Management)パッケージ、またはクラウドへ移行するにつれて、COBOLの需要は減少傾向にあります。それでも、既存のシステムのサーバー移行や改修作業などでCOBOLエンジニアの一定の需要はまだ存在しています。
技術者の中にはCOBOLを学びたいとは思っていない人も多く、ある調査では、440人の技術者のうち246人がCOBOLのスキルを磨く必要がないと答えているようです。
これらの情報から、COBOLのプログラマ人口は全体的には減少傾向にあるものの、特定の需要や既存システムの維持においてはまだ重要な役割を果たしていることがわかります。特に金融システムなどの既存の基盤技術に依存している場合、COBOLの知識を持つプログラマは重要となるでしょう。
2027年をめどにJAVAで次世代全銀システムに移行計画だった
COBOL(Common Business-Oriented Language)は、1960年に開発されたプログラミング言語で、特に金融業界で広く使われてきました。その一方で、Javaは1995年に登場し、オブジェクト指向プログラミングの特徴を備え、多くの業界で広く採用されています。全銀システムのような伝統的な金融システムがJavaに移行する理由と、これに伴う利点と懸念点について説明します。
COBOLからJavaへの移行の利点:
オープンシステムへの移行: Javaはオープンシステムをサポートし、これにより、システムの将来的な拡張や他の技術との連携が容易になります。
コスト削減: Javaはオープンソースのフレームワークやライブラリが豊富であり、これにより開発と保守のコストを削減できます。
開発者の利用可能性: Javaの開発者は多く、新しい技術の採用やシステムの拡張が容易になります。
懸念点:
バッチ処理の複雑さ: COBOLはバッチ処理に適しているが、Javaで同様の処理を行うと複雑であり、生産性が低下する可能性があります。
コードの一貫性: COBOLの記述方法には自由度が低く、これがコードの一貫性を保つメリットになっていますが、Javaは自由度が高いため、コードのばらつきが生じる可能性があります。
SSL化もされず、レスポンシブ化もされず、センター揃えにもせず、左に寄ったサイト幅1024PXのレガシーなCOBOLコンソーシアムサイトが哀愁を誘います。
COBOLからJAVAへの自動変換ツール?
これが本当なら悲惨な結果になりましたね。。。
悠々自適のリタイヤ人生を送っているコボラーが駆り出される事態に。
コボラー兵の出動で無事復旧
12日9時12分ころ復旧したとのニュースが流れました。