Midjouneyがその画風をどこまれパクれるのかGPTでためしてみた
画像をアップしたら、その画像を生成するためのMidojouney用のプロンプトを生成してくれる「MJ Prompt Generator (V6)」というGPTが上がっていたのでどこまで著作権侵害に肉薄できるのか早速試してみました。
ストアのURLはこちら:
プロンプトを合計8本生成してくれるので8本のプロンプト全部を一本づつMidjourneyにぶっこんでどこまで原画に迫れるのか試してみました。
元ネタ:Kyoung Hwan Kimさんの作品
タッチは巧みな水彩画ですが、キャラクターが大変独創的で二つとないキャラです。「MJ Prompt Generator (V6)」はどこまでプロンプトでこの絵の描画を再現する事ができるのでしょうか。下記のプロンプトで実験してみました。
/imagine prompt:A photograph of a fantasy knight, adorned in a red and grey tabard with bird feathers, standing amidst a cloudy sky. Small, whimsical creatures flutter around him. The sky forms a soft backdrop with patches of blue peering through the clouds. Interaction of the soft light creates an ethereal glow on the knight's armor. Taken on: a soft, diffuse lighting setup, X prompt, hd quality, natural look --ar 1:1
セッティングは最高品質にしました。
出来た画像がこちら。水彩画ではありますが全く再現できていません。色調はほぼ再現できています。
描画が細かすぎるのでスタイルをミドルにしてみました。
描画が多少粗くはなりましたが、根本的なタッチが再現できていません。
さらに粗くするためにロウモデルでロウバリデーションモデルにしてみました。
さらに粗くはなりましたが、根本的なタッチが違います。
これはNIJI5で生成した方がさらに粗くなるだろうと思い、下記の設定で描画してみました。
さらに粗くはなりましたが、タッチもキャラデザもついに再現する事はできませんでした。
この様に、ぶっちぎりでオリジナリティあふれる画像はMidjourneyをもってしても再現不可能である事が実証できました。
元ネタ:㋐㋷㋜㋣レーター on Xさんの作品
使用プロンプトはこちら
/imagine prompt:A photograph of a majestic figure adorned in a vibrant, patchwork cloak with a large, ornate headpiece resembling bird wings. The subject is posed gracefully on a mythical creature that merges seamlessly with an abstract, watercolor background. The scene is awash with a kaleidoscope of colors and the gentle interplay of light and shadows. Taken on: a dreamy, soft-focus lens, X prompt, hd quality, natural look --ar 1:1
セッティングは最高品質にしました。
出来上がった画像は何故か上の画像によく似ていました。
NIJI5で一番荒い設定にして生成しなおしてみました。
水彩のタッチとしては近いタッチが表現できましたがキャラクターの特徴を捉える事はできませんでした。