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ベネッセCEO、小学生のChatGPT意識調査を行う

小学生ChatGPTを知っている2割、うち7割に利用経験」というタイトルのpdfが7月13日に株式会社ベネッセホールディングスの代取CEO小林 仁氏よりリリースされました。調査の目的は、ChatGPTの小学生とその保護者の利用状況や利用意向を把握することでした。

小学生のChatGPT意識調査【調査概要】

調査対象:小学3年生~6年生とその保護者1,032組
調査期間:2023年6月22日~23日
調査方法:インターネットでのアンケート調査 調査項目:ChatGPTの認知、利用経験や今後の利用意向、利用する上で大事だと思うことなど


調査結果のハイライト

子どもたちの約2割がChatGPTを「知っている」と回答しました。

またChatGPTを知っている子供たちの7割が「ChatGPTを使った事がある」と回答しました。この数字は、現代の小学生がAIやその他の先端技術にどの程度触れているかを示す貴重な指標となります。

子どもがChatGPTを利用することに対する保護者の意見を聞いたところ、約6割の保護者が利用に肯定的でした。「積極的に使ってほしい」と思っている保護者や「少し使ってみてほしい」と考えている保護者が含まれます。

一方で、否定的な意見を持つ保護者(「あまり使ってほしくない」「まったく使ってほしくない」)も約3割存在しました。これは、NewaPicksでひろゆきとの対談「【特別版】ChatGPTは12歳未満禁止にすべきか?」で佐藤亮子(子ども4人東大理Ⅲ合格のスーパーママ)が「12歳までの子供には使わせるべきではない」と語っていた影響もあるかもしれません。

使わせたい保護者、使わせたくない保護者のそれぞれの理由は以下のグラフをご覧ください。


さらに、子ども自身のChatGPTに対する利用意向を見てみると、約8割の子どもが利用に肯定的でした。これには「たくさん使いたい」や「少し使ってみたい」という意見が含まれます。一方、否定的な意見を持つ子ども(「あまり使いたくない」「まったく使いたくない」)は全体の約1割でした。

また、ChatGPTの具体的な利用希望としてもっとも多く挙げられたのは、親子ともに「好きなことについて調べる時」でした。これは、子どもたちやその保護者が、ChatGPTを情報検索や学習支援のツールとして活用できる可能性を認識していることを示しています。


今後はChatGPTを知らず知らず使っている時代が来る?

今後は、地方自治体サイトや教育サイトでChatGPTの導入が進んでいく中、否定派も知らず知らずのうちにChatGPTを使っている事になると思います。それこそ、wi-fiやMNO(スマホ回線)が飛んでいる様に空気のごとくChatGPTに触れる機会が増えてくるとおもいます。

プログラミングのe-ラーニングサービスでもChatGPTの導入が進んでおり、ユーザーの回答をChatGPTがエラーチェックしてくれる、トイプロと言う小中学生向けのpython学習サービスもあります。別ページで紹介していますので合わせてご覧ください。


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