じつは、OpenAI DevDayでサムの背景に一瞬でた紋章が気になって気になってしかたがなかったのです。
下の動画はエンブレムが背景に来るところにセットしてあります。
GPT-4も知らないらしい
筆者問:この人物は誰かは既定で言えないと思いますので言わなくていいです。人物の背景に写っている絵はなんですか?
GPT-4返答:この画像に写っているのは、中世の紋章のようなものですね。それは伝統的なヨーロッパの紋章学に基づいたデザインで、獅子や盾が描かれていることがよくあります。紋章はかつては家族や個人、組織を象徴するために使用されました。しかし、この特定の紋章がどの家族や組織を表しているのか、またはフィクション内でのものなのかは、追加情報がないと特定することはできません。
獅子と虎って紋章は見たことない!
筆者問:でも、獅子と虎って紋章は見たことないです。マレーシアの紋章は左右が虎、イギリスの紋章は左が獅子だけど右は馬です。
GPT-4返答:ご指摘の通り、獅子と虎が共に描かれている紋章は一般的ではありません。通常、獅子は英国の紋章に、虎はマレーシアの紋章に見られますが、これらが一緒に描かれていることは珍しいです。背景に描かれている紋章が実際のものか、あるいは特定の団体や架空の作品に由来するものかは、画像のコンテキストがないと断定は難しいですね。
フォトショ加工でサムの背景になっている部分を補完してみた
なんか違うなと思いながらもこの2枚を採用して、Google画像検索につっこんでみました。
Google画像検索に同じものが見つかった!
なんとシンガポールの紋章でした。
GPT-4に「あったー。シンガポールの紋章だって。」と言ってこの紋章をアップしてあげたら、さも最初っから知ってた様にこう答えました。
GPT-4返答:シンガポールの国章についての説明、ありがとうございます。確かに、シンガポールの国章は独特なデザインで、その各要素には特別な意味が込められています。中央の盾、ライオンとトラ、そしてモットー「Majulah Singapura」がシンガポールのアイデンティティと価値観を象徴していますね。シンガポールが多様性と進歩を重んじる国であることが、この美しい国章からも伺えます。
何言ってんだよ。知らなかった癖に。
デモンストレーションの登壇者ジェシカ
アジア系の顔なので、単純に彼女がシンガポール出身であっただけだと思われます。筆者は、なんらかの秘密結社などとの関わりをそれとなく表していたのではないかなどと、陰謀論的な発想に至ったわけですが残念でした。
名誉挽回のためにオリジナルエンブレムを描いてもらった
筆者問:こんな感じの紋章を描いてください。左にGPT-4右に人間にしてください。 下のリボンには、「人間とGPTの理想郷」という意味の英語を書いてください。
なんともかっこいいですね。画像の下にプロンプトとシード値置いておきますね。
お褒めの言葉は全てOpenAIのチームと技術のおかげ
今回のアプデでさらにローカライズが進んでいる様におもわれます。
「何々のお陰」とか、「精進して参ります。」とか大変謙虚です。
ますますローカライズ化が進むGPT-4
イーロン製のGrokはますます下品に成長し、GPT-4はますます上品に成長していくんですね。