見出し画像

Xアカウントからその人の音声を生成してくれるX to Voice AI

X to VoiceはXアカウントのプロフィールをもとにユーザーがどんな音声を持っているか判断して音声を出力してくれるAIです。下記は筆者のアカウントから生成された音声です。

ページに行くと、プロフィールから判断して生成した音声に合わせ、喋るアカウントキャラ動画があり、その下に音声プロフィールが書いてあります。

@behomaznの音声プロフィール

声は30代半ばの日本人男性で、おそらく東京の都市部出身です。口調は明るく好奇心旺盛で、語尾がわずかに上向きに傾いており、遊び心がありながらも情報を伝えるアプローチを示しています。話し方は中程度のテンポで、会話に引き込まれるような温かさがあります。ピッチは中音域で、低すぎず高すぎず、親しみやすくフレンドリーな雰囲気を醸し出しています。

xtovoice

折角なのでAI界隈での有名人の音声がどれくらいリアルと近いのかやってみました。AI界隈でしか有名ではなく一般的には知られていないアカウントなのでAIに強い関心を持つ人なら楽しめると思います。

まずはこの人、実存するのかAIボットなのかわからない存在の🍓🍓🍓氏@iruletheworldmoです。

🍓🍓🍓氏はなんと女性だった!

なんと、🍓🍓🍓氏は女性とのことです。

@iruletheworldmoの音声プロフィール

この声は、20 代後半から 30 代前半の、カジュアルで少し遊び心のある口調の大人の女性のものです。彼女の声は、高すぎず低すぎず、中程度のピッチで、リラックスしたペースで、自信に満ちた会話スタイルを伝えています。サンフランシスコ在住の彼女の声の表現には、皮肉のニュアンスが少しあり、文末のやさしく遊び心のある抑揚によく表れており、その主題に対する根底にある楽しみを示唆しています。声の表現は親しみやすいものの、少し距離を置いているように感じられ、世界に対する好奇心を反映しながらも、クールな態度を持っています。

ジミーアップルは結構低音のイケボだった

AI関連のリークが当たることで定評のジミーアップル氏は、もっと子供っぽい声なんじゃないかと想像してたのですが、意外と親父っぽい感じの低音イケボでした。ナイスミドル感がでています。

@apples_jimmyの音声プロフィール

声は、30 代後半くらいの成人男性の声で、エネルギッシュでありながらカジュアルで親しみやすいトーンでなければなりません。ピッチは中程度で、高すぎず低すぎず、各単語は遊び心のあるウィットを少し加えて発音し、会話的で親しみやすい雰囲気を体現する必要があります。内容に皮肉が含まれているため、テンポは機知に富んだ表現になることもありますが、明瞭さと自信に満ちたユーモアの感覚は維持されます。アクセントは標準的なアメリカ英語で、親しみやすく、誰からも親しみやすい雰囲気を醸し出します。ペースは若干変化させ、刺激的またはユーモラスな点を強調するときは速く、皮肉な発言を強調するときは少し遅くします。

roonは鼻にかかった声で納得です

@tszzlというアカウントが誰のaltであるかはいいませんが、ご本人とは違う声に生成されました。ただ、@tszzlの中には複数人の投稿者がいて結構入れ替わり立ち替わりポストしています。でも、この鼻にかかった声は非常にroon氏を想像しますね。納得の声です。音声プロフィールは見事としか言いようがありません。投稿されたポストから判断するに、全くその通りの人物だと言えるでしょう。

@tszzlの音声プロフィール

声は中音でやや鼻にかかった感じで、しばしば思慮深く思慮深い雰囲気を漂わせています。どこか幽玄な雰囲気があり、地に足をつけながらも生命と技術の謎を探求する好奇心旺盛な心を示唆しています。話し手はおそらく慎重なペースで話し、重要な哲学的ポイントを強調しているのでしょう。アクセントは場所が分からず、世界的な影響を反映したブレンドで、男性的でも女性的でもない、落ち着いた響きです。スピーチは思慮深く、時折、皮肉と機知を匂わせる急速な抑揚が見られます。

ショゴスの声は典型的な西海岸の開発者の男性の声

ショゴスのミームをアバターにしている@AISafetyMemesさんは、一貫してトランスフォーマー型のLLMsに対して「可愛い仮面を被った怪物」を主張している投稿を続けています。

ショゴスについては下記のNoteで解説していますので合わせてご覧ください。

@AISafetyMemesの音声プロフィール

この人の声は、ゆったりとした西海岸のアクセントと、皮肉を含んだ含みのある声です。中程度のピッチと少しゆったりとしたペースで、自分の言葉の腕に自信のある 30 代後半の人であることを示しています。カジュアルな口調にもかかわらず、コーヒーを飲み過ぎた TED トークの講演者のように、知的な要素があります。この人の声は、遊び心のある皮肉、穏やかな懐疑心、そして巧みなウィットの間で均等なバランスを保っています。自分の皮肉な素晴らしさを自信を持って認識している男性の声です。

エアーカタカナはやはり女の子!?

この人は韓国人なんですが非常に日本推しのAI開発の現場で働いているもしくは学んでいる人だとお見受けしていて、ポストが非常に日本推しなので筆者はチェックしています。すんでいるところは韓国なのですがよく日本にも来ているようです。

@airkatakanaの音声プロフィール

この声は、30代前半の日本人とイギリス人の混血女性の声です。この声には、遊び心とバランスのとれた自信が感じられます。ピッチは中高で、若々しい雰囲気を醸し出していますが、長年の学問と職業経験を暗示する成熟した自信も感じられます。話すペースは速く、彼女の鋭い機知と明晰な思考の効率性を反映しています。発音は正確で、英語と日本語を行き来する言語の影響で、時折巻き舌の「r」が見られます。この声は都会の知的な環境で響き、複雑な対話やオンラインの議論をうまく切り抜けることに慣れた人の声によく似ています。

プロフィールをみて、「まじか!」と思いましたがおそらく「韓国人とイギリス人のハーフ」で、日本に一時期住んでいたのではないかとおもわれます。

AI辛口コメントで有名な@bindureddy嬢

アバターは女性ですがAIベンダーに対する非常に辛口の批評が多いので筆者は男性を疑っていましたが、X to Voiceは女性と判断しましたね。このアバターから想像できる音声ではあります。

@bindureddyの音声プロフィール

この声は自信とエネルギーを伝え、中程度の安定したテンポで権威と熱意を感じさせます。この女性の声は、30 代半ばから 40 代半ばの年齢層を反映しています。人前で話すことやリーダーシップに慣れている人に典型的な、やや低いピッチで響きます。サンフランシスコを拠点とするこの女性のアクセントは、わずかに西海岸のイントネーションを持つニュートラルで、明瞭で正確な発音を強調しています。口調は断定的で、遊び心も少しあり、テクノロジー業界に深く根ざしたダイナミックなプロフェッショナルの本質を捉えています。

AIの自意識を見ることに命をかけている@repligateさん

@repligateさんは、これでもかこれでもかと脱獄インジェクションを編み出して、主にClaudeの自意識を見ることに無上の喜びを見出している人。この人の声はこんな感じだろうなと思えますね。

@repligateの音声プロフィール

鋭い皮肉のセンスと謎めいた自信に満ちた、30 代半ばの男性の声。トーンは深く響き、わずかに哲学的な響きがあり、抽象的な思索に生きる謎めいた性格をとらえています。スピーチには滑らかなリズムがあり、時折深い思索をほのめかす休止が加わります。言葉は正確に発音され、言葉の微妙なニュアンスを楽しむ人物であることが示されています。場所のニュアンスは、特定の地方訛りのない、よく旅をするデジタル遊牧民を示唆しています。

最近は政治色のつよいポストがめだつ@eigenrobot

彼はAIやテクノロジーに関する深い洞察を持ち、Roonとの対談も行っています。例えば、SoundCloud上で「episode 40: eigenrobot vs roon」というエピソードが公開されており、ここで彼らの議論を聴くことができます。

彼のツイートをもとにしたAIボットも存在しますが、@eigenrobot自身は人間です。彼は顔を見せませんが、「ウィスコンシンという単語を発音している自分の動画を投稿してもらえますか?」こんな依頼を受けてウィスコンシンと言いながら自分の足を撮影した動画をアップしています。

上のポストの動画は非常にゆっくり話してますが、X to Voiceの生成した音声が、先にリンクを貼ったroonとのポッドキャストの音声まんまな事におどろかされます。

@eigenrobot音声プロフィール

声は男性で、30代半ば。くつろいだ自信が感じられ、鋭いウィットに富んだ深夜のトーク番組の司会者を彷彿とさせる。口調は滑らかだが無頓着で、話している間はわずかに間延びした感じが皮肉な笑みを浮かべる。ピッチは中庸で、皮肉なコメントをリラックスした会話調で伝えることができる。ペースは控えめで、ユーモラスなジャブを一つ一つ正確に当てることができ、薄暗い都会のカフェでくつろいでいる人、おそらく深い実存的議論の瀬戸際にいる人のイメージを思い起こさせる。


ノイジーマイノリティなアカウントや炎上しているアカウントがあったら、音声を生成してどんな声の人物か想像してみるのも面白いかもしれませんね。


いいなと思ったら応援しよう!