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グラフで見るChatGPT
100万人ユーザー獲得迄の月数
2022年11月の公式リリース以降、わずか数日でユーザー数が100万人を突破しました。これは、AI技術の進化とユーザーの高まる期待が結びついた結果で、AIの人間らしい会話生成能力への要求の高まりを象徴しています。AI技術が我々の日常生活にどのように深く組み込まれうるかの新たな可能性を示しています。国内では2022年11月のリリース以来、ユーザー数は着実に増加し、2023年2月には前年11月の約4倍に増加しました。
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平均利用時間
世界統計では平均15分との事ですが、国内では1人当たりのセッション数(訪問回数)・平均滞在時間はともに、2023年3月には前年12月の約2倍に増加しており、これはChatGPTが一時的なトレンドではなく、認知が広まるにつれてヘビーユーザーの数も増えていることを示しています。ユーザーがChatGPTを利用している時間帯と曜日についても分析されており、約1/4が9時から22時の間に利用し、約4割が曜日問わず利用しています。これは、ChatGPTが学校や仕事の時間、プライベートの時間問わず、検索エンジン的に多くの人に利用されていることを示しています。
OpenAIへの投資額
2023年4月、OpenAIは7回のラウンドで113億ドルの資金調達を達成。最新のラウンドでは、Thrive CapitalとAndreessen Horowitzを含む12名の投資家からの支援を得ました。他の主要な投資家には、Coatue ManagementやCoinbase Corporationなどが含まれ、総投資家数は31名です。また、MicrosoftはOpenAIへと合計100億ドルの巨額投資を行っています。
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OpenAIプラットフォーム利用企業数
OpenAIプラットフォームは、様々な産業で利用されており、その企業数はセクターにより大きく異なります。テクノロジーセクターでは251の企業が活用し、教育セクターでは209の企業が利用しています。また、ビジネスサービスセクターには98の企業、製造業セクターには89の企業が参加しています。金融セクターと小売セクターにはそれぞれ44と35の企業がOpenAIプラットフォームを活用しています。これらのセクターではAI技術が業務効率化や顧客体験の向上に貢献しています。
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国別ユーザーの割合
OpenAIのChatGPTプラットフォームは、アメリカは11.72%の割合で最も多くのユーザーを抱えており、次いでインドが10.67%を占めています。日本は4.29%の割合であり、フランスが3.98%、インドネシアが3.45%、カナダが3.04%と続きます。一方で、他の国々は62.85%の割合であり、多様な国々からのユーザーが集まっています。これはOpenAIのプラットフォームが世界中で広く利用されていることを示しています。
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年齢別ユーザーの割合
最大のユーザー層は25歳から34歳で、全体の34.57%を占めています。次いで、18歳から24歳のユーザーが28.85%を占めています。これらの年齢層は、テクノロジーに対する受容性が高く、新しい技術を早期に採用する傾向があります。35歳から44歳のユーザーは全体の17.86%、45歳から54歳のユーザーは9.71%です。これらの年齢層は、キャリアを積み重ねており、仕事でAIを利用する可能性が高いです。国内でも、ユーザーの人物像を見ると、7割が男性であり、年代で見ると、ユーザーのおよそ半数が20代・30代からなることがわかります。特に若い男性に人気のようです。
55歳から64歳のユーザーは全体の5.67%、65歳以上のユーザーは3.33%を占めています。一般的には、これらの年齢層はテクノロジーの採用が遅いとされることが多いですが、OpenAIのユーザー層にはこの年齢層も含まれています。これは、AIが日常生活のあらゆる面で活用され、年齢に関係なく多くの人々がそれを使いこなすようになっていることを示しています。
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以上今年の2月から5月にかけて取られた統計の情報です。6月はWindows11にコパイロットと言う名のChatGPTが組み込まれるので爆発的にシェアが伸びるのではないかと思います。また随時レポートしていきます。
また、最近の詳しいデータはこのサイトに詳しく書かれていますので是非参照にしてください。