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ChatGPTのGPT制作:履歴を遡れるようになった!(その他マイナーアップデート2つ)

ChatGPTって予告なく、アップデートを重ねているんですよね。筆者も気づいた人のポストなどから知る事が多いです。地味にアナウンスもなくされたアプデに気づいたらNoteでお知らせしていこうと思います。

本日のアプデはこちら、ChatGPTで作れる専用用途に特化したオリジナルGPTを制作する機能、GPTビルダーについてです。

OpenAI は GPT の新しいアップデートをリリースしました。 これにはバージョン追跡が含まれるようになりました。必要に応じて、古いバージョンに戻すことができます。 バージョン履歴を表示して特定のバージョンに戻すには、上部にある 3 つの点をクリックし、復元する時間を選択します。

自分の個人GPTで履歴を遡らせてみる

ではさっそく検証してみたいとおもいます。自分用に「Trendy Title Creator」というブログタイトルを考えるGPTを作っているのですが、おおげさな表現が多いのですよね。GPTの初期サンプル質問を下記の様に4つ指定しています。

平成臭い大げさな表現が否めない

Gen-Zにささる、さりげないタイトルにしてもらいたいのに、過去には、50代の血気盛んなおっさんが集まる勉強会見たいなタイトルを付けるので困っていました。履歴を遡り前のバージョンに戻すと、例えば下記の様な感じで生成します。

では履歴を遡り下のヴァージョンに戻す方法を見ていきましょう。

Edit GPTから編集して履歴を遡る

自分の作ったGPTなら、左上のタイトル右の∨をクリックしてプルダウンメニューを表示させ、Edit GPTを選択します。

エディット画面右上に…があるのでそこをクリックすると、Version Histryという項目があります。

それをクリックすると左カラムにズラっとこれまでの更新記録が並んでいます。その中の戻したいバージョンを選びます。右側にある…をクリックするとRestore This versionというボタンがでるのでそれをクリックしてバージョンダウンする事ができます。

リストア後は、この様なモーダルがでるのでViewGPTをクリックしてリストアの反映を確認します。

一度、ヴァージョンダウンしても、最新の履歴に戻せば元のバージョンに戻す事ができます。

大袈裟な中年が好きそうなタイトルから、Gen-Zが好きそうなプレーンで飾り気のないタイトルになりました。

その他マイナーアップデート

地味に大変使いがってのいい、アプデが2つ予告もなくされました。

Reply機能でサクッと引用

皆さんは、ChatGPTの返答の一部をコピペして、「この部分を詳しく教えて」とか、「この意味は何?」とか聞いた経験はありませんか?筆者はしょっちゅうやっています。そんな時に大変便利なReply機能が実装されました。

例えば下記のように、もう一度聞きたい部分があったら、その部分をマーキーすると上に”(引用符)が出てきます。 嬉しい事に、このアプデは無料版のChatGPT(GPT3.5)でも使用する事ができます。

” にマウスオーバーするとReplyという文字が出てきますのでそれをクリックします。すると下記のように、引用符で囲まれた部分を引用しながら追加のメッセージが追加で書けるようになります。

以後、見つけたマイナーアップデートはその都度Noteでお知らせしていくつもりです。こんなReply機能を実装してしまったらユーザーの根掘り葉掘りが助長され、チャット消化スピードが早まりそうです。アプデが確定している3時間毎に50チャットに戻す事、あと次期ヴァージョンは出た時はGPT-4が無制限になるというアプデが予告されているそうで大変楽しみです。

カスタム設定ツール選択

ChatGPT Plusユーザーはカスタム機能と言って、ChatGPTに「ChatGPT にあなたについて何を知ってもらいたい事」や「ChatGPT にどのように応答してほしい」か設定する事ができるのだが、その設定画面に、ツールの選択チェックボックスが追加されていました。

ブラウジング、DALL-Eでの画像生成、コードインタープリターは選択する事ができます。特に、コードインタープリターなどはプログラマでない人は必要ないかもしれません。ただし、非プログラマでもプロンプトエンジニアリングするなら必須です。

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