これまでありがとうございました

社会人になって6年目。この度、新卒から働いたLINEを退職しました。

【ご報告】
年内を持ちましてLINEを退職いたします。

新卒から5年間、超濃密でジェットコースターのような日々を駆け巡りました。私がここまで来れたのも、多くのお取引先様に支えられたからです。本当にありがとうございました。
年始から次の挑戦に進みます。今後とも木本を宜しくお願いします。

— 木本 亜希 (@aktnk1101) December 27, 2019

勝手なわがままでやめる身、退職エントリー的な大層なことを書く筋合いもなく、とはいえあまりに多くの皆さまにお世話になりました。社名を出して外で活動してきたこともあるので、お礼をお伝えする意味でご報告をさせていただきます。

自分がLINEをやめる日が来るのかと、私も驚いています。
たったの5年とは思えないほど濃密な毎日を、全力でやりきりました。

スマホで新しい形の広告コミュニケーションを作りたいという思いでLINEを選んだ学生時代。（というかツケ睫毛にカラコンで就活していた私に、唯一内定出してくれたのがLINE）
プロパガンダとSNSの話をして面白がってくれた田端さん。
「趣味は読書って何読んでるの？」と怪訝そうに聞かれ、おもむろにカバンから新渡戸稲造の武士道を取り出した私に笑ってくれた出澤さん。

それから5年、本当に思う存分、やりたいようにやらさせてもらいました。
わがままを聞いてもらい、二度も部署異動して未知の世界に飛び込んで無理やりスキルを身につけてきました。どこかを出ていく度に周囲に頭を抱えさせました。本当にすみません。

それでも私の選択が間違っていたと言われないように全力でやってきて、全部の選択が血肉となっているし後悔はひとつもありません。
チャンスをくれた皆さんに感謝しかないです。

そしてお取引先の皆さまにも沢山お世話になりました。
うちの会社の人は優しすぎるから、時にお取引先からお叱りを受け、それを庇ってくださる方もいて、このご時世そういう経験を20代で得ることができました。ありがとうございました。

20代最後、もう一度全力疾走するために年始から新たな環境に進みます。

正直思うことは沢山あります。それにしても最高に居心地の良い環境を自分で捨てて抜け出すなんて、本当にアホですね。でも今やるしかないなって、相応の覚悟を決めています。

30代を目前に結婚も決まり、色々人生のフェーズが変わるタイミングだし不安もあるけど、原点に立ち返ります。

そしてこんなインターネット芸人しながら好き放題やっている私を受け入れてくれる彼氏に感謝して、婚約破棄されないようにもう少し家事を丁寧にがんばります！

次の職場は間髪入れずに年始からの予定です。またご挨拶させてください。

最後に、ここまで面倒をみてくださった皆さまに改めて感謝をお伝えします。ありがとうございました。

▲ずっと捨てられない1〜2年目営業時代の商談メモ帳。PCではなく紙メモ帳使うお客さまが多かったので自分も紙だった。読み返すと超おもしろい。