お稽古はじめの着物
今年はじめての
和のお稽古。
昨年の感謝と、今年も宜しくお願い致します
という気持ちを込めて
新年のご挨拶は、着物で伺うぞ!
と気合を入れていたけれど
前の晩は愛犬が具合が悪く
今日から高校生お弁当なうえ、
朝は遅刻するから送ってと
言われて
もうバタバタ。
教えていただいた豊かなこととは
かけ離れていたのでした。
でも不思議。お稽古場に入れば
整えられ、迎えてくださる設えに
心がみるみる豊かに。
若い時は
「こんな忙しい時に
そんな時間取れるはずない!」
とただ慌しくストレスを溜めていましたが
今は
「こんな時ほど、
豊かな時間が必要。」
そんな風に思えるように。
心に染み入る美しい時間は
呼吸を深くしてくれますね。
この日のコーデは
松の帯を
描疋田の鼠色の紋付に
あわせました。
大好きな疋田ですが
絞疋田よりすっきり着こなすことができる
こちらの小紋は色もとても気に入っています。
先生に褒めていただき
心から嬉しくて
着物で伺ってよかったなと
思いました💕
2日目のコーデは
茶道のお稽古はじめ。
改まった気持ちと
あけましておめでとうの気持ち。
今年もどうぞ宜しくお願いいたします
という気持ち。
松文様のおめでたい帯に
臙脂の紋付江戸鮫小紋を。
江戸小紋は略礼装にもなり
装いの格があがります。
帯は義祖母のお気に入りで
少し色が褪せてしまっているけれど
お気に入りの帯を
大切にしめていると
なんとなく温かい気持ちになります。
いつか、着物でも誂えたいなと思う図案です。
また長くなったけど
着物っていいよねー
楽しいよねーという話です。