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私が「井川空選手」を初めて知ったときのこと

この記事は北海道コンサドーレ札幌 Advent Calendar 2021に参加しています。クリスマスまでの毎日、いろんな方がいろんな視点から綴るコンサドーレに関する記事が発表されてとても楽しいので、ぜひ他の記事もご覧になってみてください。

⚽空のコンサドーレ加入内定発表

先日、コンサドーレに2022シーズン加入内定と発表された筑波大学の井川空選手は、ご承知のとおり北海道コンサドーレ札幌U-18出身です。

筑波大学蹴球部 井川空選手 2022年シーズン新加入内定のお知らせ

昨日11月17日に、北海道コンサドーレ札幌は筑波大学蹴球部所属の井川空選手と仮契約を結び、同選手の2022年シーズンからの新加入が内定いたしましたので、お知らせいたします。

井川空(いがわ・そら) Sora IGAWA
■生年月日:2000年1月15日(21歳)
■ポジション:MF
■身長/体重:180cm/74kg
■サッカー歴: プログレッソ十勝FCU-12 - プログレッソ十勝FCU-15 – 北海道コンサドーレ札幌U-18 – 筑波大学
■プレーの特徴:
ボランチを主戦場とし、長短正確なパスでゲームメイクができる。
センターバックとしても攻守において高いレベルでプレーする事ができる。
■代表・選抜歴:U-16日本代表(2016年) / U-17日本代表(2017年) / U-18日本代表(2018年)

■井川空選手のコメント
「来季から、北海道コンサドーレ札幌に加入することが内定しました筑波大学の井川空です。
高校時代からお世話になり、1番思い入れがある北海道コンサドーレ札幌という魅力あるクラブでプロサッカー選手としてのキャリアを歩めること、心から嬉しく思います。そして、幼い頃からお世話になった指導者の方々、大学4年間で1人のプレイヤーとして、1人の人間として成長せてくれた筑波大学の小井土監督をはじめ筑波大学蹴球部の仲間、友人、そして何より1番近くで支え続けてくれた家族には大変感謝しています。高校3年時には叶わなかったプロサッカー選手という目標を4年越しに叶えることができるのは紛れもなく多くの支えがあったからです。この感謝を忘れることなく、次は誰かの支えになれるような、憧れとなれるようなプロサッカー選手になっていきたいです。これからは北海道コンサドーレ札幌の一員として、1日でも早く勝利に貢献したいですし、チームを勝利に導ける選手になる為、これからも日々精進していきます。また、ファン、サポーターの皆様と一緒に成長していきたいと思っています。応援、宜しくお願い致します。」

筑波大学蹴球部 井川空選手 2022年シーズン新加入内定のお知らせ

どの年もそうですけど、U-18の3年生の進路が決まる頃には、全員がトップに昇格できればいいのに…と思います。無理なのは分かっていますが、誰もがプロサッカー選手になることを目指して長い間努力してきて、そしてコンサのアカデミーの選手なら誰しも他のクラブじゃなくてコンサドーレに入りたいと熱望しているはずですから(←決めつけ)、できればみんなの夢がかなうといいのにと思うのです。もちろんそれは非現実的なのはわかっていますから、せめて1人でも多くの選手が…と願うのですが、空たちの学年はトップに昇格したのはふじれん1人でした。空はサポの素人目から見てトップに上がる可能性を感じていた選手の1人でしたので、大学でがんばって鮭になって帰ってきてねと、その後もずっと気になっていた選手でした。大学では1年生のときからトップチームに所属し、試合にも時々出ていて滑り出し上々だったし、3年生までスタメンだったり控えだったりで試合に絡んでいたから、いよいよ最終学年の今年は活躍が期待だな~と思っていたのに、関東大学リーグの大会プログラムにはちゃんと写真つきで背番号5番で載っているのに、選手登録もされているのに、ずっとベンチにもいないまま前期リーグが終わり、総理大臣杯も終わり、後期リーグが始まってしばらく経ってもまだ音沙汰ないんですもの。怪我なのかな、でもリーグ戦に選手登録されているからには間もなく復帰できる感じなんだろうな・・と思いつつ待ち続けて数ヶ月ですもんね。なので、ようやく試合復帰を知ったときは喜びひとしおでした。そしてコンサのChannel12の練習レポの写真に空が写っているのを見たときの驚きと喜び・・・!!

大学4年生がこの時期にわざわざ練習参加するってことは・・・!!

オフィシャルの練習レポで名前等の紹介はないものの、写真や動画の画面中央にばっちり写ってるのがアップされているということは・・!!(公式は隠す気はないということよね?むしろ「わかる人には届け!」というようなもんだよね??!!)

と、期待が膨らみ、エリートリーグで試合出場して、すぐに朗報が聞けるかと思ったけどしばらく間がおかれて。やきもきしてたので、嬉しい内定発表があったときはほんとほんと嬉しかった。やっぱりそういうことだったのね~~!!!

…という嬉しさに浸りながら、私が初めて空のことを知ったときのことなどを語りたいと思います。

↑の部分で「トップ」「トップチーム」という同じ言葉を違う意味で使っているなあと気づいたので、蛇足と思いながらも注記します。コンサドーレを含むJクラブで「トップチーム」というのは、プロ選手で構成される、Jリーグに所属するチームを指します。「北海道コンサドーレ札幌」という普段みんなが応援しているチームです。アカデミーのチームなどを含むクラブ全体で見た場合のトップに位置するチームのことですが、むしろあの「コンサドーレ」のことを「トップ」と呼ぶなんてユースオタクならではの表現ですよね(笑)。
それに対して、筑波大学でのことについて「トップチーム」と言ったのは、筑波大学蹴球部内部でのチーム分けについてです。大学に限らず、強豪高校など大所帯のサッカー部でも同様かもしれませんが、例えば今年の筑波大蹴球部は200名の部員がいて、TOPチーム、TOPsubチーム、TSCチーム、B1チーム、B2チーム、B3チームの6つのチームに分かれて活動しています。
関東大学サッカー連盟のリーグ戦や全日本大学サッカー連盟のカップ戦などに出ているいわゆる「筑波大」のチームは、TOPチームに所属する選手たちが出ているわけです。チーム同士での選手の入れ替えもあって、筑波大に一般入試で入学した曽田さんは最初5部のチームだったのがトップチームまで駆け上がったと話題になりましたよね。札幌U-18出身で(多分サッカー関連の入試で)強豪大学に進学した選手たちも入部当初からトップチームで大学のリーグ戦に選手登録されるとは限らず、まずはトップチーム入りを目指して練習に励むことになるのでしょうが、そういう環境の中で空は最初からトップチームにいたんです、ということを言いたかったのです。

⚽2015年のお正月の十勝毎日新聞の記事

サポーターにとって、その年札幌U-18に新しく入ってくる新1年生が誰かを知るのは、トップの試合が開幕する1週間ほど前に発売されるオフィシャルガイドブックでアカデミーのページに載っている選手一覧を見て。ということが多いです。札幌U-15からU-18に上がった選手はすでに知っている選手が多いので「あの子はやっぱりいるね!」とか「あら?あの子はいないのか。」などとひとしきり眺めた後、コンサのアカデミー以外から加入した選手の出身クラブなどを調べて想像を巡らせることになります。

けれど、2015年のお正月はちょっと違うことが起きました。のんびりTwitterを眺めていたら、どうやら「かちまい」(←十勝毎日新聞の略称)のお正月版にプログレッソ十勝FCからコンサU-18に入る選手を紹介する記事が載っているらしい。プログレッソといえば、当時の私にとっては、マッツォこと松尾雄斗選手(現:北海道十勝スカイアース所属)の出身クラブとして身近に感じていましたから、わー!マッツォの後輩くんたちが入ってくるのね~!と、早速かちまいの記事を探してみました。ありましたよ~。まだリンクは残ってますね。


僕らの夢はJリーガー 山川、井川(プログレッソ) コンサU18入り
2015/01/01 3:40
「十勝からJへ羽ばたけ!」。十勝地区サッカー協会(金澤耿会長)の選手登録者数(約4200人)は、道内で札幌(約1万6500人)に次いで2番目に多く、競技熱の高い地域だ。十勝関係の現役Jリーガーは、J2コンサドーレ札幌の榊翔太(21)=清水町出身=、ツエーゲン金沢の清原翔平(27)=帯広市出身=と吉川翔梧(19)=帯北高出、千葉県鎌ケ谷市出身=、J3グルージャ盛岡の高瀬証(26)=同高出、北見市...

僕らの夢はJリーガー 山川、井川(プログレッソ) コンサU18入り

このときはお正月キャンペーンで無料で試読ができる期間だったので、ありがたく記事全文を読ませてもらいました(ちゃっかり保存してる笑)。プログレッソからの2人の記事だけじゃなく、当時コンサドーレのトップチームにいた十勝出身の榊翔太選手のインタビュー記事や動画などもあって読み応えたっぷりで楽しかったです。

その記事では、2人のインタビューで、空がコンサU-18に加入することになったいきさつも紹介されていました。2015年4月に札幌U-18に加入する2人とは、プログレッソ十勝FC・U-15に所属する芽室中の山川紗京と音更中の井川空。紗京はナショナルトレセンやJFAエリートプログラムU-14に招集されたりしていましたから、私も名前は見たことがありました。こういうメンバー発表リリースは、うちの子(コンサアカデミーの子)がいるかな?とだいたいチェックしてますからね。北海道の選手がいると「お!」と印象に残ります。記事によると紗京は中2、中3時に札幌U-18の練習に参加しているそうで、コンサのスカウトも早くから注目していたみたいです。

一方、空については、まずはプレーの特徴から紹介されています。中2のときにFWからボランチにポジションを変えたそうで、ボールに多く触れるボランチは最高のポジションになったそう。パスに強いこだわりを持ち、受け手の走るスピードを殺さないこととか、いろいろな種類のキックを正確に蹴りたいと言っていて、空の持ち味はこの頃から今につながっているんだなあと記事を読み返して感心しました。空は、中学では道選抜に選ばれたこともなく、どこの高校に行こうか考えていたときにコンサからセレクションに誘われたという経過で、本人も驚く札幌U-18入りとなったそうです。中3時の夏、クラブユース選手権U-15北海道大会の準決勝で札幌U-15と対戦したときのプレーが関係者の目にとまり、セレクションに誘われることになったとあって、その記事を読んで私は「ああ!あの時!」と思い当たりました。思い当たったといっても、空のことを覚えているわけじゃなくて(素人の私は試合を見てても「うちの子」しか目に入らないのですよ…。)、札幌U-15が準決勝でプログレッソと対戦したことを思い出したという意味です。2011年以降毎年帯広で開催されているクラブユース選手権(U-15)の全国大会へは、北海道のクラブチームから2チームが出場します。そのため、トーナメント方式で行われるクラブユース選手権(U-15)北海道大会では、準決勝で勝って決勝戦まで進むことが全国大会の出場権を得る条件になりますから、私はいつも決勝戦より準決勝を優先して見に行っていました。その年も夕張平和運動公園で行われた準決勝の試合を見に行っていましたので、あの試合1-0で勝ったけど、かなり苦労したもんなー。そうか相手にこの2人がいたわけかー。としみじみしましたね(覚えてないのにね)。空はこのときのことを「たぶん、紗京を見に来ていたと思う。」と苦笑したそうですけど、それで目にとまってセレクションに誘われるなんて、どこにどんなチャンスがあるかわからないということですよね。セレクションでは攻守に力を出し切れたようです。記者の質問に空は、好きな選手について遠藤保仁と答えていますね。空間把握能力がすごい、と。

中2のときは成長痛で思うように練習ができず、痛みがとれた後は体力に課題があると考えて毎日ランニングを続けた努力家と紹介されていました。十勝出身の翔太にも、U-18からどのくらい努力してプロにたどり着いたか質問攻めにするつもりだ。と記事が結ばれています。

図書館などで2015年1月1日の十勝毎日新聞を読む機会がある方は、ぜひ元記事をご覧になってみてください。紗京と空のめんこい笑顔の写真も楽しめます。

北海道クラブユースサッカー連盟サイトの大会情報ページからダウンロードしたこの年の北海道大会のトーナメント表はこちら ↓

⚽プログレッソ十勝 FC U-15の写真を探してみました

プログレッソとの準決勝を見に行っているなら、もしかして試合の写真に空も写り込んでいるかもしれない・・と思い、当時の写真を見直してみました。

2014/7/19(土)11:00 夕張平和運動公園多目的広場

試合中はやっぱりコンサの選手の写真ばかりでしたが、試合前にはプログレッソの選手たちも写していたようで、よかった(笑)

空 選手入場
選手入場
空 コイントス
コイントス

空は10番でキャプテンですね。その隣の9番は山川紗京です。札幌U-15のゲームキャプテンでコイントスをしているのは大屋敬太郎(中3)です。

観戦ノートを見返すと、やっぱり苦戦してました。前半は0-0で終了し、「押され気味だったわ」と感想がメモされています。前半35分には立樹(中3)が前に出たけどボールに触れず、十勝がGKのいないゴールに蹴るも枠はずす。助かった。というシーンもあったようで(汗)。後半10分頃、気づいたらスタメンで出ていた本間洋平(中1)に代わって飯野敬太(中2)が入っていて、結局その敬太が後半33分に、敬太郎がゴールを背にしてボールをキープして右サイドに出したボールを右から流し込む形でゴールを決め、それが決勝点になって1-0で勝ったようです。これで全国大会に行ける!とホッとしましたけど、プログレッソにとっては帯広で行われる全国大会まであと一歩のところで出場を逃した悔しさがあるでしょうね。お正月のかちまいの記事で紗京がシュートを決められなかった悔しさを振り返っていましたから。

(ちなみに出場選手の中にふじれん(中3)が見当たらなくて、どうしてかな?と思ったら、同じ日に14:00からとわの森三愛高校グラウンドで行われた札幌ブロックリーグ第9節札幌U-18Bvs札幌第一高校Bの試合にスタメンFWで出ていました。そうか、そうか。そして観戦メモがあるということは私もハシゴしたわけねw)

⚽初めてちゃんと空を見たのはマリノスカップのときでしたが

そうして通常のパターンより一足先にプログレッソから2人が来ることを知った後、オフィシャルガイドブックで他の新1年生たちも明らかになり、いよいよ直に新1年生たちを見る機会が訪れました。

このころ、コンサU-18は毎年3月の春分の日前後に開催されるイギョラカップと3月末に開催されるマリノスカップに参加していて、主にはU-18の新2、3年生が遠征メンバーになるんだけど、新1年生が茨城で行われるU-16の大会に参加して、その後マリノスカップの途中からAチームに合流するという感じが多かったのです。年によって微妙に違ったりするので、この年がどうだったかははっきりしないのですが、私が行けなかった2015/3/26(木)かそれより前の時点で遠征に参加しているBチーム(新中3~新高2)のリストと千葉?との試合の経過メモが観戦ノートに挟まっていました。見に行ってたサポ仲間がメモをくれたのだろうと思います(ありがとう)。2015/3/26(木)17:30からマリノスBとコンサBが練習試合をしたようです(マリノスカップのB戦だったようです。)。これも後から聞いてメンバーをメモした感じの記録が残ってました。私が行けたのは、マリノスカップ2日目の2015/3/27(金)@小机での京都橘高校戦から。3日目の2015/3/28(土)@マリノスタウンでは11:15からマリノスユースと対戦し、14:00からマリノスユースBと45分のB戦、15:00から名古屋U18と45分のB戦をやって、4日目の2015/3/29(日)@小机では順位決定戦(相手がどこかメモに書いてない!→名古屋U18とのこと)と、いろんな組合せでの4試合分を見れて、背番号から新1年生の顔とプレーも知ることができて楽しかったのですが、新1年生のうち2人、私が見た試合ではどの試合も出場していない選手がいました。怪我してるのかな。ひとりは私が行けなかった日に見に行った人が「いいプレーして目立ってたよ、怪我しちゃったけど。」と言っていた紺野琢也くんだろうと思います。そしてもう1人が消去法で考えると井川空くんでしょう。札幌U-15からU-18に上がった選手なら背番号なしでもなんとかなるけど、コンサ以外のクラブから来た選手は練習着のままでは名前を知ることがかないません。「あの2人のうち、どっちが紺野琢也くんで、どっちが井川空くんだろう。」新1年生を見ることができる機会は限られていますから、この機を逃してはならじと、おばさんの図々しさで私は、ピッチ脇で試合を見ている2人のところへ寄っていき、名前を教えてもらえないかと頼んだのです。

こういうとき、U-15からコンサのアカデミーで育った選手は、親戚でもない学校の友達でもない「サポ」と名乗る一般人が自分たちの試合に強い関心を寄せ、勝手に見に来て応援したり盛り上がったりあれこれ評して喜んだりしている…ことを知っていますから、名前を聞かれても驚かないし、物怖じしないタイプの子なら自分たちからアピールしたりしてくれるのですが、紺野琢也くんと井川空くんはそうじゃなかったのでしょうね。すごい不審そうな様子で、話しかけられて「えっ?」と一瞬引いた?もしかして。それでも「紺野琢也くんと井川空くんだよね?どっちがどっち?」と聞く私に答えてくれました。ありがとう。うん、覚えた。(空はその後もサポに対してわりと引っ込み思案なタイプで、ビデオ係としてサポに混じってスタンドで試合のビデオを撮ってるときも、サポの存在は見ないようにして極力スルーする・・というオーラが漂っていました。スタンドにいる選手なんてサポは何かと声を掛けたくて手伝いたくてうずうずしているのに笑。さすがに大学生になるころには自分から挨拶してくれるほどに変わってたけど。)

というわけで、マリノスカップのときは空のプレー中の写真は残っていないのですが、みんなで集合写真を撮っているときの写真には空も写っているのを見つけました。新1年生から新3年生まで揃って今年のオフィシャルの写真になるのかな。

空 集合写真
この写真中、現在Jクラブに所属している選手と現時点で来季Jクラブ入りが内定している選手が7名いました。後列左から3人目の加藤蓮(ヴェルディ内定)、その右隣の藤村怜(札幌から山形へ期限付き移籍中)、後列右端の井川空(札幌内定)、中列左から2番目の佐藤大樹(町田内定)、左から6番目の高嶺朋樹(札幌)、右から2番目の本塚聖也(金沢)、前列左から2番目の菅大輝(札幌)。他にこの写真にはいないけど濱大耀(札幌から富山へ期限付き移籍中)もこの年のメンバーです。どうしていないのかな。怪我してたのかな。あと、中列右から4番目の山田優介はFリーガー(エスポラーダ)です。

後列の一番右端が空。私が一番最初に空を(ちゃんと認識して)見たときの空はこんな感じだったんですね。

私にそのメモをくれたサポ仲間がこのnoteを読んでフォロー情報を送ってくれました。なので追記。この年は3/23~3/25まで茨城県でJリーグ主催のU-16チャレンジリーグがあって、それに新2年生の一部と新1年生と札幌U-15から新中3の数名が参加したようです。マリノスカップは3/26~3/29で、その段階で新2年生はマリノスカップ組に合流したのかな?マリノスカップ1日目は13:00からマリノスタウンで前橋育英戦があり、17:30からマリノスBとB戦だったようだけど、その中に茨城でのチャレンジリーグの選手リストに名前のある新2年生もいるので。一方、茨城組の新1年生は、3/27はフクアリのサブグラ(フクスク)で千葉U-18とTMをしていたようで。そう言われてみると3/27小机での京都橘戦のメモにも新1年生が見当たらない感じだわ。3/28マリノスタウンには新1年生もいるから、新1年生はマリノスカップ3日目から合流だったのね。マリノスタウンには札幌U-15の選手は来ていないようだから新中3の選手たちは茨城か千葉からそのまま札幌へ帰ったのかな。などと当時の様子が解明できました。空の本題とはあまり関係ないけど!笑

⚽札幌U-18での空

札幌U-18での空は、Bチームの試合でも初めのころは途中出場だったりしましたが、次第に存在感を増してきて。見るたびに「なんだか強く上手くなってる??」と感心する感じでした。そして見るたびに背が伸びている気がして。しかも伸びてるのは主に脚じゃない??と思うほど脚が長くてすらっと背が高くなってて驚きますよね。ボランチの位置から左右のスペースにひらりひらりと精度の高いロングパスを出すようすは、思わず往年の鈴木智樹さんを思い出すほどでした。すみません、ひいき選手だったもので。「往年の」というのはユースの頃の、という意味です。他意はありません(何の言い訳)。夕張で行われたU-18クラブユース選手権の北海道大会決勝戦で、試合を見に来ていた地元の?サッカー少年たちが空の繰り出すパスに何度も「すげえ!!」とどよめいて感嘆の声を挙げていたのを思い出します。

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高3の空はすっかり長身のボランチになっていて、トップチームへの昇格もある?と期待したのだけれど…という話は冒頭に戻る。笑

筑波大での空の様子は1年生の頃の試合しか見に行けなかったけれど、2年生になったシーズン前に筑波大学蹴球部のファン感謝イベントとして開催された「きりのはフェスティバル」を見に行きました。冒頭の写真は、そのフェスティバルでコンサU-18出身の岩田佑成、櫻庭立樹、井川空の3人がコンサドールズ(岩田佑子withB)?として余興を披露してくれたときのワンシーンです。この少し前にコンサドーレ加入内定が発表された高嶺朋樹は、三笘薫くんとともに「J内定の2選手」としてこのイベントではちょっと特別扱いの感じでしたね。朋樹、佑成、空、立樹の4人が揃ってお昼ご飯を食べているところを見かけ、(コンサドールズの出し物に)朋樹くんは出ないの?と聞いたところ、3人が口々に「朋樹くんは逃げた!」と言い、朋樹はニヤニヤしてたのを懐かしく思い出します。

それ以来、空の姿を生で見る機会はなかったのだけど、筑波大蹴球部のInstagramなどでリハビリやトレーニングをしている空を発見すると、サポ仲間と報告し合い、「なんか空の上半身、すごくぶ厚くなってない?」と驚いたり。中2の成長痛の頃に練習できない分身体を鍛えたという努力家の空ですから、怪我のリハビリ中にもきっと筋トレなどをして鍛えたのでしょうね。怪我から戻ったら身体が分厚くなっているのは一希を思い起こさせます。U-18の同期の野上誠くんは、空の内定発表に対してこんなツイートをしてました。

努力を続けることができるのはプロ選手として生き抜いていくための大きな強みになりますね。
今ではすっかりムキムキな身体で肩幅が広くなって、顔が小さく脚が長いキャプテン翼に出てくる選手たちのような体格の空。松山光プロジェクトの活動報告で竜二さんのインタビューを受けてましたけど、その中で空は自分の武器・強みについて、攻撃時の展開力とともに、守備では球際強くいけるところとボールを刈り取る力を挙げていました。私の空の印象では長短のパスでの展開力が強いけど、守備もそんなに強くなったんだ~と、大学4年間での成長を感じました。(というか、その持ち味、朋樹と似てません?同じ系統?笑)
これからのプロ生活を空らしくたくましく切り開き、大きな選手になって活躍することを心から願っています。コンサドーレでその姿を見れるのがとても楽しみです。

⚽(追記)
くろかわひろとさんのnoteの空へのインタビュー記事

【インタビュー】井川空とコンサドーレの続いていくStory〜プロ契約に至るまで〜
では、子供の頃からコンサドーレ加入内定した今までの空の歩みが本人の言葉を元にまとめられています。筑波大学進学を決めた経緯や今季の怪我の状況など、そうだったのか~と知らなかったことがたくさん。私たちサポからは見えなかった空の別の面を見せてくれているインタビューで、空の姿がくっきりと立体的に浮かび上がります。ぜひこちらもご覧になってみてください。