後十字靭帯損傷 再建手術 術後3年と7ヶ月目(1305日目)から 盗塁王まで
後十字靭帯損傷して、今から約4年前の2020年の5月。新型コロナウィルス感染拡大となり、ロックダウン。街に人が出れなくなりました
そこで、僕は後十字靭帯損傷の手術を受けることに決めました
仕事もできない、遊びもできない
ただひたすら家に篭っていなければならないのなら
膝の痛みから解放されることを期待して、40歳の誕生日を迎えるときにも関わらず、草野球のために入院しました
あれから3年と7ヶ月が経ちましたが、
チーム内盗塁王になりました
全5チーム中2チームで取れたので、けっこう頑張って走ったと思います
手術直後は走った姿など想像できませんでした。
術後1年が経ち、抜釘手術の後も、これからどうやってスピードを取り戻していくんだろうと頭を抱えていました
リハビリで教わったことと、レッグカールの片足(左足のみ)を頑張ってやりました。それとともに大腿四頭筋や腓腹筋も強くしていきました
スクワット、レッグプレス、レッグエクステンション、レッグカールこれらを重点的に片足でのピストルスクワットやデッドリフトなども行いました
2022年、2023年と必ずゲーム前にはスプリントスタートを入れました。静的ストレッチを家で行い、試合グランドで動的ストレッチと1塁ベースから2塁ベースまで12歩くらいで走れるように3本ほど取り入れます
そこからゲームに入ると、盗塁するときの感覚が分かります。また、ネクストバッターの虎くんや、他の選手にも走る際のフラッシュを伝えて、打つのを待ってもらってました
また、それとは別の日に早朝スプリントトレーニングを徹底してやりました。スタートダッシュ、アジリティラダー、ジャンプ、地面反力を活かす接地の練習などなど。近くの人工芝の公園で確認しながらやりました
2024年、念願の盗塁王(同率1位ですが)を取ったことで、後十字靭帯損傷→手術→パワーアップを終えた報告ができます
おそらく、スポーツ整形に通っている方や、後十字靭帯損傷、前十字靭帯損傷などを30代後半で受傷してしまった方は手術をするか、そのまま諦めるかを迷っている方がこのnoteを見てくださっていると思いますが、自分は手術をして良かったと思っています
年齢的にはリスクもあると思いますし、僕は、たまたまコロナ禍で、仕事や遊びやすべての時間が手術とリハビリに充てられたという幸運もあります。
40代になってから残りのスポーツ人生を20年にするのか、30年にするのか、もしくは死ぬまで身体を動かしたいのか。
いろいろな葛藤はあると思いますが、「スポーツを諦める」ことだけはしてほしくないのです。
都内に住んでいる人ならばここの病院を訪ねてみてください。プロの選手であれば別の病院で有名なところもあるのですが、アマチュアアスリートであれば僕と同じ病院をオススメします。親身になってくださって、僕を盗塁王にまで押し上げてくれたのはこの病院の先生のおかげです
もしかしたら、この先、変形性膝関節症や他の膝の痛みが出てくるかもしれませんが、今は走れるうちに走ろうと思っています
最後まで読んでいただきありがとうございました!