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Photo Story|吊雲-つるしぐも-/Turusigumo


PENTAX KF f10 1/125s 270㎜ Sizuoka Simada
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「吊雲-つるしぐも-」

遠くからでも観測できた吊るし雲。

富士山から距離にして80km地点でも
この非日常的な現象に胸がおどる。

この雲が出れば天気は下り坂のサイン。

穏やかだったこの時間も、
この後に強風が吹くことはまだ知る由もなかった。


Photo Story

一昨日の出来事。

この日は久々にパートナーと
ちょっと遠出にお出かけしようと
朝からルンルン気分で早起きしていた。

洗濯機をすぐに回して、
朝ごはんに前日の残りの味噌汁も温めていた。

そうこうしているうちに、
洗濯機の音が鳴ったので
外に干そうとベランダの窓を覗いた時だった。

いつもとほんの少しだけ違う富士山。

といっても富士山が違うのではなくて
その山の上にある雲が奇妙な形。

それは吊るし雲と呼ばれるものだった。

この雲は、
上昇気流が山頂付近を通り過ぎて
さらにロール状に回転することによって
富士山の風下に雲を作ることで見られるものらしい。

この雲が現れると
天気は下り坂に向かうサインで
雨や風が強くなるとかなんとか。

僕が住む地域は
静岡県島田市になるので
富士山から80kmほど離れており
吊るし雲もなんとなくもわーんとしている。

もっと富士山に近いところであれば
この吊るし雲は凄まじい迫力があるんだと思う。

それくらい距離が離れていても
しっかり観測できたくらいだから
いつかは目の前にしてその雄大な光景をみてみたい。

家を出るその時まで
しっかりと吊るされていた雲。

朝は風もなくとても穏やかで
本当に天気が悪くなるんかなぁと思っていたけど

昼前くらいからものすごい強風と
パラパラと雨が降ったりしていたので
きちんと天気は下っていたようだった。

今でこそテレビやネットで
天気予報を見れば天気がわかるけども

昔の人たちは
こうやって自然の創る現象を捉えることで
天気を読んでいたはず。

デジタルのものばかりに囚われて
今そこにある空とか自然に目を向けなくなった現代人。

僕自身ももっと自然を学んで
自然の中で生きていきたいと思った。

空を見て天気を予測できるほどには。。。


ご覧いただきありがとうございました
どうぞ倖せが繋がりますように!

2023年12月9日


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