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・Jabberwocky

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ティム・ロジャーソン

「OH、俺は摩訶不思議 魔力を持った猫だ」
「そこらの奴らとは 偉さが違うよ」


Alice In Wonderland Chesire Cat Song Lyrics (Full Scene)


Akiiosaan

さて、

….待て!

全然違う


Twas brillig, and the slithy toves
Did gyre and gimble in the wabe
All mimsy were the borogoves,
And the mome raths outgrabe.


どうなっている?
これは何ですか?


【マザー・グース(童謡】

Wikipedia

【ロンドン橋落ちた】

Wikipedia

つまり、私たちが海外映画の翻訳方法が関係していて

翻訳字幕は1秒間に4文字で表現する必要があり、

恐らく集約的に言葉を選択した結果によってこちらの映画の字幕は構成されているということになりますね。

【FUNSUB】

字幕翻訳で必ず抑えておきたい 3つのポイント

【映像翻訳の情報サイト】

字数制限について


なるほど~

良かった良かった。

ところで、

映画でこのチェシャ猫が歌っている「ジャバウォックの詩」の冒頭部分、

Twas brillig, and the slithy toves
Did gyre and gimble in the wabe
All mimsy were the borogoves,
And the mome raths outgrabe.


この4行のみについての考察のために

実に様々な議論がなされている。

ふと見かけたブログに掲載されていたのですが、

この部分で43パターンの日本語訳が出版されていることになる。

【『鏡の国のアリス』言葉遊びの翻訳】

・Jabberwocky

これらの詩がすべてかばん語や造語で書かれているため、

当然、翻訳アプリで翻訳できるような単語ばかりではないからですね。

….

じゃぁ
どれにしますか?w


しかしながら、

このような翻訳についてもすべては「ナンセンス文学」の解釈とその定義に則って翻訳されているのですが、

造語の分解とかその語源とか、

きっかけとなりうる情報が数限りなく散りばめられているのがこの翻訳を難解にしている理由です。

【ナンセンス文学】

Wikipedia

敢えて言うならば、

これらを1秒4文字の規則に則り見事に表現した日本のディズニースタッフを称賛すべきかもしれません。

・Alice in Wonderland Behind The Scenes - Unused Cheshire Cat Song (1951) HD


そもそも

ルイス・キャロルというペンネーム自体、すでに多様な言葉遊びが始まっているのですから。

【ルイス・キャロルLewis Carroll】

・本名

チャールズ・ラトウィッジ・ドジソン

Charles Lutwidge Dodgson

本名: シャルルについて

語源


英語ではチャールズ、

ドイツ語ではカール、

スペイン語ではカルロス、

イタリア語ではカルロ、

チェコ語ではカレルといった風に変化する。


女性系ではシャルロット(Charlot)となる。


人名対照表

Charls

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確かに

「ジャバウォックの詩」に関する43通りの翻訳には当時の日本文学の雰囲気をも盛り込んでいるものもあるので是非とも参考にしたい。

つまり、150年前のことです。

【時代背景 1860年頃】

Weblio辞書

【GettyImages】

1860年


『不思議の国のアリス』はこうして生まれた

ナショナルジオグラフィック(2015.07.07)


ちなみに、

造語といえば我々も馴染みの造語を多用して生活しているように感じますが

それは明らかに和製英語だったり、単なる流行のみで終わったりしていますけれども。

もちろんアリスの物語は世界中で50か国以上の言語に翻訳されているわけだが

「ジャバウォックの詩」の冒頭部分の翻訳に関しては

当然、ラテン語などを中心に情報収集するといいだろう。

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・Twas : It was

・bryllig : four o'clock in the afternoon(the time when you begin broiling things for dinner)

・and ye ( the ):

・slythy : slimy and lithe

・Toves : the Toves family(lizard-like animals with long corkscrew noses)

・Did :

・gyre : reflux(旋流; 環流)

・and gimbale : gyroscope(物体を回転させる回転台)

・in the :

・wabe : swab or soak

・all mimsy : miserable and flimsy

・were : were (⇔are)

・borogoves : An extinct kind of parrot(brogroves)

・and the mome : and your kid(france) or a blockhead

・raths : rathe(rather)

・outgrabe : shriek and creak(bellow)

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It was four o'clock in the afternoon.and the lithe Toves

Did reflux and gyroscope in the soak

All flimsy were the An extinct kind of parrot.

And the kid rather willing shriek.

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それは夕の刻 優美なトーブ家

還流と羅針盤に没頭していた

全てが軽薄、悲惨に絶滅するオオム

そして子供はむしろ喜んで金切り声を上げる

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そして、

映画のシーンとは違って、アリスの書籍などでは

チェシャ猫がこのように歌うシーンは書かれていませんね。

それは、

アリス自身がすでに読みふけっているシーンとして登場する物語です。


いつでも読みたい方は、

オーディオブックとしてモバイルから利用できますよね。

無題



【鏡の国のアリス】

無垢で曇りなき眉と不思議の夢見る瞳の子よ

時は駿く、我と君とは半生の歳の差があろうとも

君の愛しき微笑は 確かに愛の贈り物たるおとぎ話を勝ち得るはず


君の輝かしい顔も見ず 銀の笑いも耳にせず

君の若き人生の将来に 我が思い出の居場所もないはず


でも、

今の君が我おとぎ話にさえ耳を傾けてくれれば十分


別の日、夏の日差し輝く頃に始まりし物語

ボートを漕ぐリズムに合わせた簡単なチャイム


その木霊が今も記憶中に生きる

妬む月日が「忘れよ」と言おうとも


では聞きなさい

辛辣な知らせを携えて恐怖の声がやってきて 

歓迎されぬ寝床に憂鬱なる乙女を召還する前に


愛しい人

我々もまた年老いた子供に過ぎず就寝時刻の接近を嫌うのだ


外では霜と目も開かぬ程の雪

吹き荒れる気まぐれな嵐風の狂気

室内では暖炉の赤い輝きと子供時代の歓びの巣

魔法の言葉が汝をしっかり捕らえ

汝は荒れ狂う風雨に気づくこともない


そして「過ぎ去りし幸せな夏の日々」と消え失せた夏の栄光のための

そしてため息の影が物語を一貫して震え抜けようとも

それが悲嘆の息もて我らのおとぎ話の歓びに触れることはない。


じゃぁ、またね。

Akiiosaan


Nicola Cruz

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