昔、ゾウさんゾウさんしてた僕は立派なオトナになりました。
【100回投稿23回目】
僕は幼稚園児から小学生の頃、クレヨンしんちゃんが大好きでした。
単純明快なしんちゃんのアホな行動
打って変わって映画で見せる感動のシーン。
クレヨンしんちゃんの映画好きな人も多いのではないでしょうか??
ちなみに僕の好きなクレヨンしんちゃんの映画は
ヘンダーランドの大冒険です。名作ですよね。
しょうもないんだけどバカで笑えて
正義感溢れるしんちゃんが好きで
お小遣いを握りしめては近所の本屋の古本で
クレヨンしんちゃんがないか探し回り集めていました。
それどころかクレヨンしんちゃんに飽き足らず
臼井儀人先生の他の作品
「スーパー主婦月美さん」「臼井儀人こねくしょん」
とかも買ってた事を最近思い出しました。
絶対知らない人の方が多い笑
昔の作品って結構ブラックユーモアな感じだったり
結構下品な描写も多かったんですよ。
それが色々と賛否両論あったみたいで
親から見るの禁止されてて見たことない友達もいたくらい。
でもうちの親は見るなとは一言も言いませんでした。
むしろ、クレヨンしんちゃんのゾウさんのモノマネを
親戚の集まりで机の上に立ってやって
親戚から小遣いを稼いでいる所を手を叩いて笑っていたくらいです。笑
でも最近では色々な規制が入ってゾウさんの描写も少ないみたいですね。
ケツダケ星人とかも子供が真似するからと言う理由でクレームが入ったり
げんこつや頭グリグリなんかも教育上良くないとか。
あと、しんちゃんがお母さんの事を
「みさえ」って呼び捨てにしてたのに
今では「かぁちゃん」に統一されているみたいですね。
今のしんちゃんしか知らない人が
昔の映像を見たら衝撃的かも知れませんね笑
ただ、そういう規制が入る度に
規制するのって本当に良い事なんだろうか
と思っちゃいます。
悪いから駄目って事は正論で何も言えないんですが
悪いか悪くないかを判断させるのも教育の一つなんじゃないかな
ってちょくちょく思います。
例えばゾウさんやケツダケ星人を真似する事が悪いと言われても
僕は真似してたけど今は大人になってもちろん真似しないし笑
そんなバカな真似はしてたけど
イジメに加担するようなバカにはならなかったし
何が悪くて何が良いかは判断できてたと思っています。
親の名前を呼び捨てにする事も真似てた時期もありましたが
別に女性を軽視する事もないし、
むしろレディーファーストを心掛けるようになりました。
自分で言うのもなんですが
アホかアホじゃないかは置いておいて
人間として良し悪しの判断ができる大人には育っていると思います。
規制・クレームの話を少し戻すと
ドラえもんは靴を履かない事から
土足で家に上がるのか!!とクレームが来て
実はドラえもんは地上から数センチ浮いている
と言う設定になったそうです。
あと最近では
あだながイジメを助長すると言う理由で
あだなを禁止する議論が行われているそうです。
別にそこまでする必要ないのになー
ってニュース見て思いました。
あだ名がその人の個性になる人もいるし
確かに見た目をイジるようなあだ名は
昔からあるけれど
相手が嫌なあだ名をつけないように教育するのも
あだ名が嫌なら嫌だと言える環境にするのも
大人の仕事だと思います。
なんでもかんでも規制して
イジメになる可能性を0にする事より
イジメにつながるような事が
良いか悪いかを判断させる方がよっぽど教育的だと思います。
悪い事が起きる可能性があればすぐクレームで規制することで
良い事が起こる可能性まで詰んでしまう気がしています。
クレヨンしんちゃんを見た人が全員がお下品になるわけじゃないし
クレヨンしんちゃんを見ずに育ったお下品な人もいます笑
クレヨンしんちゃんを見て立派になった人もいると思います。
色んな事を学んで失敗して育って大人になる。
大人が「悪い」を無くすんじゃなくて
「悪いか悪くないか」を子供に教える。考えさせる。
そういう世の中になれば良いのになぁ~
って密かにニュースを見て思いました。
自分に子供ができたらぞうさんのモノマネさせよっと。
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