心筋梗塞からの生還⑤
ICUから一般病棟への引越しはこちら
5/13 入院3日目、一般病棟初日 一般病棟に移って最初にやってきたのは栄養士。食生活の聞き取りと退院後のアドバイス。塩分6g。言うは易し。心に残った言葉は「ラーメンのスープは残すこと」そんなことができるのだろうか・・・ ラーメン以外の食生活は問題ないでしょう、と栄養士の言葉。退院後にスタートする「減塩 de おいしく」は今後 PLAZA ECRI「食べることは生きること」で。
午後はリハビリ開始。1日目は50m歩くこと。ただし前後に心電図を取る。運動能力の回復が目的ではなく、負荷をかけて心臓が大丈夫か確認がメインらしい。クリアできたご褒美はトイレに自分で行けることだった。嬉しい。例えて言うならずっと行ってみたかった三つ星レストランに招待されたような気分だろうか。
数メートルだが歩けるようになると、腰の痛みは嘘のように消え失せた。人体の神秘か。ベッドでテレビをみて、食べるだけの生活から少しずつだが戻ることができる希望の光が見えた。
5/14 早朝、廊下から見えた朝日。今日のカバー写真だ。昨日より今日、今日より明日が確実に良くなると確信できた。今日の課題は100mリハビリ。これをクリアできると談話室へ自由に行くことができるようになる。同じタイミングで点滴も外れ、病院のガウン以外は普通の見た目になる。毎日いいことがある幸せ。
世界が一変するリハビリ最終日はまた次の話で。
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