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シートバッグ:Kriega Drypack US30

トライデントは積載能力が本当に乏しい。
ETCの本体をシート下に入れると車載工具さえ積めないので、ほぼゼロと言っても過言じゃないと思います。

車載工具、というか携帯したいと思うアイテムはいくつかあります。
パンク修理キット、エアゲージ、アレンキーセット、インシュロック、ベーシックな工具、ヘルメットロックワイヤ、こういうのは常に持っておきたい。
なので以前ツールバッグを導入しました(絶賛活躍中)。

左右両側に付けてましたが今は左側だけです

問題は泊まりのツーリング。

一泊でも必ず持って行きたい物はあって、それらはリュックに入れて背負ってます。
大した重さじゃないけど邪魔です。

例えばレインウェア。
ツーリングでは必須ですが畳んだ状態でも案外かさばるんですよね。
冬のインナーレイヤーも同じ。
あとパジャマ。ぼくはサイズ的に用意されてる浴衣が合ったためしがないのです。

カメラ類もそうでした。
こちらはかさばると言うか重いです。特に予備のバッテリー。
だから一番小さなカメラ(Insta360 GO)ばかりに頼っちゃって、本来やりたいと思ってるYoutube動画の撮影が一向に進まないのです。

どうしても要るかと問われると微妙なものって意外にあります。
大抵は不要と断じて持って行かず、あったら良かったと後悔するのが常でした。

そこを改善すべく、今回シートバッグの導入を決意。
クリーガの30L容量がある全天候型ソフトシェルバッグです。

Kriega US-30 Drypack KUSC30

こいつを選んだ理由は唯一つ。
トライデント専用の固定用ブラケットが用意されていたから。

トライデントのタンデムシートは後がピヨっと尖った形で、見た目は可愛くていいんですが、シートバッグが安定して載るような形状じゃない。
おまけに(大抵の外車がそうですが)荷掛けフックというものがない。
市販の汎用シートバッグを使えない理由がこの2つです。

US30はシート下に専用のブラケットを付けてストラップで締めて固定します。
ブラケットは使わないときはシート下に隠しておけるのでとてもスマート。
使う度にストラップを張り巡らせる必要がありません。

ソフトシェルなので中身が少ないときは平べったくなり、沢山入れると枕みたくパンパンになる。
一泊はもちろん余裕、冬場の二泊でも30Lあればなんとかなるでしょう。

もし必要ならモジュール式になってる小さめのバッグ(5L・10L・20Lがあります)をストラップで取り付けられるシステムなので後から容量追加できます。
メーカーのYoutubeチャンネルに、30Lをベースに20Lを2つ取り付けた70L仕様の動画がありました。
見た目もおかしくないし使えるなと思いました。


簡単に取り付け・取り外しができて、付けてない時の外観が普段と変わらない。
これぞぼくの求めていたシートバッグです。
専用のブラケットがあるかないか。たったそれだのことなのにぼくの旅環境は大きく変わりそうです。

12月に二泊の遠州ツーリングに行くのでその時が本格デビューになると思います。
ただのシートバッグなので使い勝手のレビューもへったくれもありませんが、特に良くないところがあればまた報告します。

ここ数年で飛躍的に台数が増えているのがアドベンチャーバイク。
さすがに冒険旅のツールだけあってバッグ類が充実してますね。
容量も充分確保されていて機能も見た目もいい。
以前もどこかで書いた気がしますが、やはりメーカーがちゃんと用意したバッグやキャリアは優れてます。

素直に羨ましいです。
トライデントのリアキャリアは存在するんですが、どうもリアシートのデザインを殺しちゃうんですよ…

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