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そこにいては危ない!

先日たまたま流れていたニュースに目が止まりました。
高速道路の渋滞の最後尾にいたバイクにトラックが追突したという話。

前方不注意の車両が前車に突っ込む事故。
そうそう遭遇することではないけど、日々どこかで起きてます。
高速道路」で「トラック」が突っ込むと大ニュースになる。被害が大きいからです。

ドラレコが普及して、この手の事故映像を目にする機会が増えました。
かなりショッキングです。

いわゆる「オカマを掘る」ってやつ。
カーナビやスマホが普及したせいで脇見運転が増えた結果だ、と言う声も聞きますがぼくはデータを持ってないので何とも言えません。
昔、ハンドルに漫画を置いて読みながら走ってるやつを見たことあります。

他のパターンの事故ならこちらが譲るとかさっさと止まるとか何らかの回避方法がありますが、後から来る車のことなのでこちらからは何もコントロールできません。

ぼくはバイク乗りなのでその視点で見ますが、これはまさに恐怖の瞬間です。
「高速道路」で「渋滞」があって「停止」すれば自分も必ず一瞬は最後尾になるんですから。

自衛手段が必要です。
何故ならバイク側が被るダメージが甚大だから。
遭遇すれば最悪、死亡する案件です。バイク乗りには最大アラート場面です。

今に始まった話じゃないのでベテラン勢の心配はしてません。
みんなそれぞれ対抗策を持ってらっしゃる。

心配なのは初心者の方々。
ヤバそうな状況で普通に最後尾に止まってるバイクに、レブル・GB350・R25といった初心者っぽいバイクが多いことが気になってます。

「そこにいては危ない」

停止する時に後の車を見て大丈夫そうだったらいいんです、もちろん。
後の車がこちらと一緒に減速しているなら、ちゃんと渋滞を認識してるし停止してくれる。

でもその確認が出来ないケースが多々あります。
その時「たぶん大丈夫だろう」では賭けになっちゃいます。

そういう場合は停止している車列をすり抜けて前に出るとか。
そしてその後で空いたところに割り込ませてもらうとか。

ぼくはそうしてます。
この場合は「すり抜け賛否議論」の外の話だと思います。安全確保の問題なので。

もちろん悪いのは突っ込んでくる車です。
でも大怪我したり死んだりするのは間違いなくバイク側です。

この手の事故が起きる確率は全体で見ればごく僅かでしょう。
しかし可能性が低い=だからきっと大丈夫、は車に乗ってるドライバーの論理。
リスクが小さければ成立する論理もリスクが甚大であれば話は別です。
むち打ちと全身打撲(最悪は死亡)ではリスク評価の帰着点として全然違います。

余計なお世話と知りつつ、初心者ライダーの方々には声を大にして言いたいです。

「そこにいては危ない」

バイク乗りは自分の身は自分で護らないといけない。
渋滞最後尾問題に対しては何らかの対策意識を持ちたいものです。

例えば、

  • 後が確認できない時は車列をすり抜けて前に出る

  • 高速道路では常に集団の中を走る

  • 渋滞しそうな時間帯には高速道路を使わない

  • そもそも高速道路には乗らない

  • 超絶目立つように蛍光色の服を着る

要は危険回避なので、後からの追突を回避できればなんでも構いません。
漫然と渋滞の最後尾に止まってるのはリスクがあるという事を知っておいて欲しいですね。

被害が大きいから高速道路と書いてますが、一般道でも同じですよ!
片側3車線のパイパスなんて高速と変わらないし、何より信号があるので必ず停止するわけですからね。


バスの真後ろなんて論外!

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